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サティ 官僚的なソナチネ(Sonatine bureaucratique)

こんばんは。


今日は、聴いていると、

ああ、懐かしい・・・とも、なんか、変だよ・・・とも、

感じてくる曲を紹介してみますね。


エリック・サティ の 

     「官僚的なソナチネ(Sonatine bureaucratique)」



この曲は、サティが

ムーツィオ・クレメンティの

『ソナチネ ハ長調』Op.36 No.1を

パロディ化したものです。


楽譜には、以下のように書かれています。


 Ⅰ.Allegro

 Le voilà parti.
 Il va gaiement à son bureau en se "gavillant".
 Content, il hoche la tête.
 Il aime une jolie dame très élégante.
 Il aime aussi son porte-plume, ses manches
 en lustrine verte et sa calotte chinoise.
 Il fait de grandes enjambées ; se précipite
 dans l'escalier qu'il monte sur son dos.
 Quel coup de vent !
 Assis dans son fauteuil il est heureux, et le fait voir.

  Ⅱ.Andante

 Il réfléchit à son avancement.
 Peut-être aura-t-il de l'augmentation sans avoir besoin d'avancer.
 Il compte déménager au prochain terme.
 Il a un appartement en vue.
 Pourvu qu'il avance ou augmente !
 Nouveau songe sur l'avancement.

 Ⅲ.Vivache

 Il chantonne un vieil air péruvien qu'il a
 recueilli en Basse-Bretagne chez un sourd-muet.
 Un piano voisin joue du Clementi.
 Combien cela est triste.
 Il ose valser ! (Lui, pas le piano)
 Tout cela est bien triste.
 Le piano reprend son travail.
 Notre ami s'interroge avec bienveillance.
 L'air froid péruvien lui remonte à la tête.
 Le piano continue.
 Hélas ! Il faut quitter son bureau, son bon bureau.
 Du courage : partons dit-il.

ここでは、フランス語だけを、のせておきます。

お役人の一日(朝から夕方までの一日)が、書かれています。


元となった、古典的なクレメンティのソナチネの曲。

  お聴きになりたい方は、こちらへ ↓ 
   (最初から3分43秒頃まで)
    サンドロ・バルディのピアノ演奏。CMつき。
   Clementi sonatine n. 1 e n. 2 Sandro Baldi, piano

小学生のころ、

ピアノを習っていて、これを弾かなかった人は、いない?

というくらい、

お友達も小学校の電子ピアノ(オルガン)で、

よく弾いていました・・・

私は、嫌いではないです。


この曲を聴いたり、

楽譜に書かれた言葉を見ると、

サティという人物は、かなり変わっていると感じます。


当時の

クレメンティなどの古典派に対する見方が、

この曲に表れたとして見れば、

それが、

サティが変わり者だという見方にはならない

としても、

お役人に対しての見方で、

嫌味のような皮肉を全面に出しているところが、

かなり癖のある人物である

と、

いっているかのよう・・・


サティの役人の見方は、間違っているとも思えず、

きっと役人は、こんな風であるのだろうとも、思えます。


でも、

それを面白おかしく、言っているようで、

なぜか、

羨ましくも、許せないとも言っているように、

感じてくるのは、

私だけでしょうか・・・?


相手をさげることで、自分を保とうとしているような?


サティは、

自分自身に対しての評価が低かったのでしょうか?

もしくは、

誰よりも高い評価でいたいと、強く思っていた?

だから、

少しでも優位に立とうと、相手を下げてみる。

そうして、優越感を抱き、ストレス発散したのかな?


こういうタイプは、おそらく女性にはモテない・・・


それゆえに、

より、孤独感も抱きがちではないかな? と思えてきます。


女性によって、自信を得たり、消失したり・・・

男性にとって、精神的にきつい思いを

サティはしてきたのかもしれません。

彼の場合、恋愛は、かなりのダメージであったと

彼の曲、

『ヴェクサシオン(Vexations)』からも、

想像できますが・・・(840回も繰り返すのですからね。 )


この曲を聴いていると、子どもっぽい、感じもしてきますけど…

( 子どもに近い、大人だったのでしょうか?)


この曲から、こんな風に、

エリック・サティがどんな人物だったかと

想像するのも、

おかしな聴き方かもしれませんね。


面白い曲・・・

そう思って、聴いてみるのが、いいのかもしれません。


もしよかったら、聴いてみてください。


↓ フランク・グレイザーの演奏で
.Frank Glazer plays Satie Sonatine Bureaucratique .

↓ パスカル・ロジェの演奏で
Sonatine bureaucratique


↓ パスカル・ロジェのCD

3つのジムノペディ~サティ・ピアノ作品集



↓ アルド・チッコリーニのMP3

Sonatine bureaucratique (1917) (2000 Digital Remaster): Allegro - Andante - Vivace




この曲の楽譜は、こちら になります。









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