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シューマン 『アルバムの綴り(Albumblätter)』 より 「子守歌(Wiegenliedchen)」 op.124-6

こんばんは。

今日は、子守歌をとりあげてみます。


ロベルト・シューマン の 

  『アルバムの綴り(Albumblätter)』 より 「子守歌(Wiegenliedchen)」 op.124-6


この曲は、

上の子が赤ん坊だったとき、よく聴かせました。

ゆったりとしていて、ゆらゆらとしていて、

子守歌らしいなあとは、

思うものの、

私は、好きになれませんでした・・・

この曲を、

Nicht schnell という指示のテンポで弾くと、

ちょっと寂しさが感じられ、

子守をしている母が一人っきりで頑張っているのを

慰めるような曲に聴こえてしまうのです。

だから、

あまりゆったりとしたテンポでの演奏は、

好きではないです。

私自身が、当時、

母子家庭に近い形での子育てでしたので、

きっとそう聴こえてしまったのですね・・・

子守歌って、

誰の立場で、歌われたか、

で、

違ってくるような気がします。

母親なのか、祖母なのか、子守役の人なのか、

父親なのか、それ以外の人なのか・・・


それにしても、

この曲が、

シューマンの「こもりうた」ということは、

知っていたものの、

その「こもりうた」が、

2曲あったとは、知らず、

今回、その違いが、気になってしまった私。


Wiegenlied の意味 は 子守歌。


この曲名の

Wiegenliedchen となると、

どうも、

小さな子守歌、かわいい子守歌という意味に

なるようですね・・・

  ( いくつかの、

    他の作曲家の曲名で、

    そうなっているものがあります。 )

ドイツ語では、

中性名詞に -chen と語尾につけると、

小さい、かわいらしい、という意味になるそうで・・・

愛らしい、親しい、という意味もあるそうで・・・


この、シューマンの『アルバムの綴り』には、

もう1曲、子守歌(Op.124-16) があります。

そちらは、

Schlummerlied となっています。

ドイツ語では、

Schlaflied 、 

Schlafliedchen 、 

Schlummerlied、

という言葉も、

子守歌なのだそうで・・・

Schlafy は、 sleep 、眠気、目を閉じる、

Schlummer は、 眠り、

という意味 のようで・・・

Wiege は、ゆりかご と 日本では訳されるものの、

どうも、

小型の左右に揺らすことのできる木製のベッドのようで・・・


日本語をはじめとする語学に堪能ではない私。(>_<)

ただ、単語の意味を調べてみたくらいでは、

私には、この2つの言葉の違いが、

いまいち、わかりません。
 
どうでもいいようなことですけど、

こういったささいな違いが、

妙に、気になって、調べてしまう私でした・・・ (>_<)


シューマンも、

なんらかの違いがあるから、

曲名を変えたのではないか?と

思ってしまったのです。

  ( えっ? 
    単に、2つの曲が同名であるから・・・と、
    分けただけかもしれないですって? )

まあ、

その違いが、理解できたら、

より深く、演奏できるようになるでしょうか・・・?


もう1曲の子守歌(Op.124-16 Schlummerlied)は、

この曲(Wiegenliedchen)とは違った、

優美さがあって、とっても甘い音で、

子ども(妻?)をいつくしむように感じられるので、

私は、何か、違いがあると思ったのですよね・・・


もしかしたら、

この2つの曲をつくられた間には、

時間がたっていて、

その子どもの時期によって、

もしくは、

結婚後の時期によって、

違いがあるのかもしれないですね・・・


と、思って、

調べてみたら、


この曲(Wiegenliedchen op.124-6 )は、

1843年の作。

この年、次女誕生。

2つ目の曲(Schlummerlied op.124-16 )は、

1841年の作。

この年、長女誕生。


となっていました。


曲集の順番 と 作曲された年の順番 は、

違っていますけど、

子どもが生まれたことで、作曲されたと、

考えても、いいかもしれません。


今回、紹介する曲(Wiegenliedchen)は、

次女誕生という時期?

と、考えたら、

もしかしたら、

奥様のクララが、とっても大変であった?

のかもしれませんね・・・


それを、

なんとな~く、

私は感じてしまったのかもしれません。


ゆらゆらとベッド(ゆりかご)が揺れることで、

この曲が流れることで、

赤ん坊には、

ぐっすりと、すやすやと眠ってほしい・・・

なんて、

強い気持ちもあったのかもしれません。

母親としては、

そういう気持ちがあると思います。

それが、

一日中、赤ん坊にゆっくりと時間をかけて、

ずっと、そばにいられないような事情でも

あったのであれば、なおさらのこと。

そんな妻の様子を見て、

もっと気持ちをゆったりとさせたい、

なんて、夫は思うでしょうか・・・?

こちらの子守歌は、

そういう意味もあったりして?


・・・、

なんて、考えすぎかもしれませんね・・・ 


私自身が、

上の子が赤ん坊の時、

この曲(Wiegenliedchen)を聴いていて、

しんどかったことで、こんな風に聴こえてしまうこの曲。

みなさんは、どのように聴こえるでしょうね?


もしよかったら、聴いてみてください。


↓ イェルク・デームスの演奏で
Jörg Demus plays Schumann Albumblätter Op.124 - 6. Wiegenliedchen

↓ デーネシュ・ヴァーリョンの演奏で
Schumann : Albumblätter opus 124 no 6

↓ シプリアン・カツァリスの全曲演奏で
   もしよかったら、
   2つのこもりうたを聴き比べをしてみてください。
* 申し訳ございません。シプリアン・カツァリスの演奏の動画は、
  観られなくなりました。 < 2015.8.23 >


  「Wiegenliedchen」 は、
  4分48秒ごろから7分11秒ごろまで
  「Schlummerlied」 は、
  18分23秒ごろから、21分33秒ごろまで

Schumann - Albumblätter, Op. 124 (Cyprien Katsaris)


↓ シプリアン・カツァリスのMP3
   MP3は、9曲目になります。

Cyprien Katsaris Archives, Vol.16 - Schumann II



↓ トビアス・コッホのピアノフォルテのMP3

Albumblatter, Op. 124: No. 6. Wiegenliedchen





(余談ですが・・・)


この曲は、

「ソナチネ アルバム 第2巻」(全音楽譜出版社)に

載っていました。

ソナチネを習っているとき、

ときどき、後ろのほうにある曲を弾いてみたりして、

息抜きに、楽しんだ(?)ものです。

ソナチネアルバムの後ろに載っている曲は、

有名なものが多いです。

しかも、

ピアノ曲ではない、編曲のものも多く、

のちに、

ピアノ曲が原曲ではなかったと知って、

驚いたものもあり・・・

子どものころって、

あんまり、考えて弾いていなかったのだわ・・・

だから、

「よく考えましょう」 というお言葉をいただくことが、

多かったのかしら?


・・・なんて、

最近、よく思うのでした・・・ (>_<)









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