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グリーグ 抒情小曲集 第10集 より 昔々(Der var engang)

おはようございます。

いつもご訪問してくださり、ありがとうございます。


たまには更新しておこうかと・・・

疲れ気味で、

優しい音を聴くといいかなあと思い、

グリーグの曲で選んでみました。


グリーグ の 
 
  抒情小曲集 第10集  より Op.71-1 昔々 

       Der var engang (Once upon a time)



元気に動き、今より未来を明るいものと信じていた頃、

若かった頃と言えばいいでしょうか、

かつては、生まれ育った場所を

よしと思うこともなく、

好きでもなかった。

もちろん、今でもよしと思うわけでもないのですが、

時々、昔の頃を思い出すようになってきました。

たまーに夢に出てきます。

懐かしい光景。

今は無くなってしまった景色が。

帰省するたびに、

ああ、ここは変わってしまった、と

だんだんと見ず知らずの街と化していく。

だからこそ、帰りたいとは思いません。

でも、心の中にある「あの頃」には、

戻ってみたいと感じる。

この曲は、そんな思いが多少あるのでしょうか ?

私は、

体調を崩して以来、次々と悪いところが見つかり、

未だよくならず。

それどころか、どんどん悪くなっていく。

亡き姉がなくなる数日前だったか、

「帰りたい」と呟いた。

動けなくなっても、生まれ育った場所へ帰りたい。

そこで最期を迎えたい。

そんな思いが強く感じられました。

母も同様でした。

この曲には、そんな思いが感じられます。

この曲を作曲した頃のグリーグ自身も

決していい体調ではなかったのではないか?

しかも、徐々に悪くなっていたのでは、ないか?

なんて、思うのです。

どこか寂しい。

心のどこかにポカッと穴が開いた部分があるかのよう。

それが私の気持ちを合うようで、

この曲は、聴きやすいし、落ち着きやすいです。


よかったら、聴いてみてください。


↓ エミール・ギレリスの演奏で
  (最初から4分45秒まで)
Gilels plays 20 Grieg Lyric Pieces - (VI) xper2xper xper2xper

↓ Jacob Katsnelsonの演奏で
Jacob Katsnelson - Grieg "Once upon a time", Op. 71

↓ ホーカン・アウストボの演奏で(CMつきです)
Grieg Lyric Pieces Book X, Op.71 - 1. Once upon a time

↓ エミール・ギレリスのCD、MP3

Grieg: Lyric Pieces / Emil Gilels












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