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ショパン 12 Etudes Op.10 No.12 「革命」

こんにちは。

今日は、

私が以前、

好んで、よく弾いていた曲を

とりあげてみます。


ショパン の 12 の練習曲 Op.10 No.12 「革命」


この曲は、

ドラマ・バラエティ番組でも、

衝撃的なことがあったときのシーンで、

最初の出だしの部分が、使われることが多く、

よく知られている曲だと思います。

左手の音が、

崩れていく何かを表しているようなイメージ?

それまで、

作り上げてきたものが、

(大丈夫だと、安心しきっていたものが、)

音を立てて、

崩れていくような弾き方をされる演奏が、

使われますね。


以前、

ほぼ毎日、と言っていいくらい、

練習かねて、好んで弾いていた曲です。

ショパンのエチュードの中でも、

とても弾きやすい。

ですから、

肺の手術後、

この曲を弾けなくなった とわかったとき、

ものすごく、ショックでした。


この曲は、ある部分で、

息がとまってしまうような状態になり、

そこで、弾くことをストップしても、

呼吸困難で、

その後、1時間以上も寝込まなくてはいけない・・・

そんな状態になってしまうので、

弾くこと自体、避けてしまうようになってしまった、

という曲です。

体調がとてもいい、と感じるとき、

最後に、弾いてみるものの、

やっぱり、呼吸困難に陥るということで、

ずっと、

最後まで弾きとおすことができませんでした。


やっと・・・

半年前くらいだったか、

ある部分が、さらっととはいかないまでも、

動くようになった。

もちろん、今でも、

弾いた後、かなり苦しさはありますけど、

なんとか、

最後まで、動かせるようになってきて、

ホッとしているところです。

 ( 弾く、に至らないのが残念ですが。 )


あさってで、丸2年・・・

手術して、完全に回復するには、

ずいぶん、かかるのものなのですね。


まあ、

それほど、肺に負担がかかると思われるこの曲。

(ショパンの他の曲は、疲れないのが多いのですけど…)


ショパンは、

結核でしたか?(別の、呼吸器系の病気?)

病にかかっていたはず。

そんな息が苦しいという状態で、

よく弾いていたものだと思うのです。

( この曲の強い音なんて、出せたのかしら?
  ショパンの曲の場合、フォルテといっても、
  音の強さがちょっと違ってきますか・・・?
  どんな演奏をしていたのか、知りたい作曲家です…)


以前、書きました、

ショパンのポロネーズ第5番と同様、

これほどまでに、僕は、苦しんだよ、と

訴えたいほどの思いなのではないか?

なんて、思ってしまうのです。

胸が張り裂けそうになってしまうほど、

息が止まってしまうほど、

苦しくて仕方がないんだ!

という気持ちが、

この曲には、込められているのかもしれません・・・


人の表現の仕方って、いろいろとありますけど、

ショパンは、

僕の思いは、

これほどすごいものなんだよ!と

ストレートに強く訴えるタイプであったのか?

それとも、

音楽を通して、気持ちを訴えるだけしかできない、

内気なタイプであったか?

わかりませんけど、

私が、

こうして、書くことで思いを訴えるように、

ショパンは、

曲を作ることで思いを訴えていたのかもしれない、

と、

最近、よく思うようになりました。

こういう曲を、

自ら、何度も弾いていたら、

かなり体(肺)に悪い・・・


寝込んでは、作曲、演奏などのお仕事をし、

作曲、演奏などのお仕事をしては、寝込む、の

繰り返しであったような気がします。

そうして、

だんだんと、体調が悪くなっていったのかも?

なんて、思えるのです。

生活もあるし、曲をつくらないと、

なんて、考えていたら、

体をゆっくりと休ませてばかりいられない。

なんか、

私自身にも、共通する部分があったのだと、

少しだけ、

ショパンを理解できるような気がします・・・

 ( 好きなタイプの男性ではないのですけどね。)


この曲で、思うことを書いてみますね。


人は、ある程度覚悟をしていたとしても、

現実に、

それが起きてしまうと、ひどくショックを受けます。

わかってはいたけれど、

そうなってしまったという事実を受け入れる

ということは、

容易なことではない。


ショパンも、

ワルシャワの状況をわかっていて、

その後、どうなるかも、考えなかったわけでもなく、

いえ、むしろ、

祖国を旅立っているからこそ、

余計に、

万が一のことを考えてしまい、

祖国が、家族が、友達が・・・

どうなっていくのか、

心配でたまらなかったと思うのです。

そんな心配が、

ポーランドの革命失敗で、

一気に爆発したという感じが、

この曲からは、誰もが感じると言っていいでしょうか?

希望は、抱いていたに違いない。

でも、それは、絶望と変わってしまった。

すぐに駆けつけたいという思いもあったとしても、

それは、できない。

その思いが、激しく、音を奏でるこの曲・・・

怒り、悲しみ、

何かにぶつけないといられない激しい感情。


でも、この曲。

弾いていると、

かなり冷静な自分でいることに、

気づきます。

 ( 私だけかもしれませんが・・・  )

不思議と、落ち着いた音を出している?

左手の音が、

よく聴け、集中して音を聴け、と

言っているかのようで、

ものすごく冷静になってくるのですよ・・・


泣き崩れるな、しっかりしろ!

激しい感情の裏側で、

まだはっきりとわかったわけではない、

落ち着け!

という自制心も、

ショパンには、あったのかもしれない。


先へ進んでいくには、

不安定な心の状態のままでは、やっていけない。

少しは、そういう気持ちは持っていた

のかもしれないですね。

実際、

パリへ向かっていったわけですし、

絶望を感じながらも、生きる道を選んだのです。

ショパンは、

ある程度、覚悟をしていたことで、

それが、できたのかもしれない。

なかなか、

簡単にできることではないのかもしれません。

何かがあって、

それでも、生きていこうとすることは、

容易ではない。

最近、

いろいろな出来事があり、そう感じるのでした・・・


もしよかったら、聴いてみてください。


↓ マウリツィオ・ポリーニの演奏で 
   CMつきです
Pollini plays Chopin Etude Op.10 No.12 'Revolutionary'

↓ ウラディミール・ホロヴィッツの演奏で 
   CMつきです
Vladimir Horowitz plays Chopin Revolutionary Etude Op.10 No.12 in C Minor

↓ エフゲニー・キーシンの演奏で
   CMつきです
Evgeny Kissin - Chopin Etude Op.10 No.12

↓ ウラディーミル・アシュケナージの演奏で 
   CMつきです
Vladimir ASHKENAZY - Chopin Etude no.12 op.10 (1963)

↓ スタニスラフ・ブーニンの演奏で 
   CMつきです
(Bunin)Chopin Etude, Op. 10, No, 12

↓ スヴャトスラフ・リヒテルの演奏で
  CMつきです
Sviatoslav Richter - Chopin - Etude Op 10, No 12

↓ アルフレッド・コルトーの演奏で
ALFRED CORTOT - Chopin Etude no.12 op.10

↓ フィリップ・アントルモンの演奏で 
   CMつきです
Chopin-Etude no. 12 in C minor, Op. 10 no. 12, "Revolutionary"

↓ マレイ・ペライアの12の練習曲Op.10 の全曲演奏で 
   (23分47秒ごろからになります。)
   CMつきです
Chopin - 12 Études, Op. 10 (Murray Perahia)

↓ サンソン・フランソワの12の練習曲Op.10 の全曲演奏で 
   (26分01秒ごろからになります。) 
    CMつきです
Samson François plays Chopin Etudes Op.10

↓ シルビア・カポヴァの演奏で
Chopin - Etude Op.10 No.12 (Sylvia Capova)

↓ イグナツィ・パデレフスキの演奏で
   (最初から、2分32秒ごろまで)
Paderewski plays Chopin Etude Op.10 No.12 "Revolutionary"

↓ フジコ・ヘミングの演奏で
ショパン「革命」 フジコ・ヘミング UPC-0398

↓ 辻井伸行さんの演奏で
辻井伸行さん ショパン 革命


↓ マウリツィオ・ポリーニのCD,MP3
   MP3は、12曲目になります。

Chopin: Etudes Op.10/Op.25



↓ Samson Franois vs. Vladimir Ashkenazy
    サンソン・フランソワと
    ウラディーミル・アシュケナージの
    Op.10の練習曲の聴き比べができるMP3。
    MP3は、
    フランソワが、12曲目、
    アシュケナージが、24曲目になります。

Chopin: Etudes, Op. 10, Samson Fran・ois vs. Vladimir Ashkenazy (Compare 2 Versions)












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