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ドビュッシー の 『艶なる宴(Fêtes galantes)』 第1集より 「ひそやかに(En sourdine)」

こんにちは。

一昨日に続いて、同じタイトルの曲を紹介してみます。


ドビュッシー の 

  『艶なる宴(Fêtes galantes)』第1集より 

            「ひそやかに(En Sourdine)」



↓ こちらは、この曲の歌詞、
  ポール・ヴェルレーヌの詩です。
  
  Calmes dans le demi-jour
  Que les branches hautes font,
  Pénétrons bien notre amour
  De ce silence profond.

  Melons nos âmes,nos coeurs
  Et nos sens extasiés,
  Parmi les vagues langueurs
  Des pins et des arbousiers.

  Ferme tes yeux à demi,
  Croise tes bras sur ton sein,
  Et de ton coeur endormi
  Chasse à jamais tout dessein.

  Laissons-nous persuader
  Au souffle berceur et doux
  Qui vient, à tes pieds, rider
  Les ondes des gazons roux.

  Et quand, solennel, le soir
  Des chênes noirs tombera
  Voix de notre désespoir,
  Le rossignol chantera.



フォーレの曲と同じ頃に作曲されたものです。

同じ時代に生きた二人。しかも、同じフランス。

同じ歌詞の曲を聴き比べをしてみるのも、

面白いかと思います。


なぜかこちらは、冷えた心なのかと感じるものがあります。

相手を強く求める熱い気持ちがあるのに、

それが、満たされていないのか、

なぜか、ひんやりとした空気が流れていて、

この愛はいつか冷めてしまうことを予言しているような音・・・

そんな感じがしてくるのです。


この作曲家は、いつも愛で満たされていない・・・?


愛を求めて、

相手に同じように愛してほしいと願い、

相手がどんなに自分を愛してくれたとしても、

なぜか、心が完全に満たされないものがあるのではないか?

そんな風に、この曲を聴いていると感じます。


なんとなく・・・、

こういう男性は、子どものころ、

母親の愛で満たされることがなかったような気がします。

母親によって満たされなかった愛を誰かに求めてみる。

でも、それは、母の愛とは違い、

どんなに愛されたとしても、

どこかが、違うと感じてしまうことで、

いつか、破局をむかえてしまう・・・

それを知っているからこそ、

こんな音になっているような気がします。


この作曲家にとって、

愛というのは、

他人ではなく、血の通った身内だけが満たすことができる、

そんな感じなのでしょうか?

この作曲家が自分の子を溺愛したことで、

『子どもの領分』が作曲されたようですが、

そういうことからも、それがいえるかもしれません。


子どものころの母親の愛が男性にとって、

とても大事なものなのかもしれません。

これは、

母親が生きていないといけない、

母親がそばにいないといけないという意味ではありません。

母親に求めていた愛が、自分にはまったく感じられなかった・・・

母親によって、心にダメージを受けてしまった人と

言ったら、いいでしょうか?


いつも寂しい・・・


そんな思いを抱えて生きてきた作曲家なのかもしれません。

だからこそ、

相手とうまくいっている間は、

とてもハッピーで、熱い思いになるかもしれません。

でも、それも、いつか、終わりがくる。

求めていた母親の愛とは、

決して、同じではないのだから・・・

そんな感じで、生きてきた作曲家なのでしょうか?

(これも、私の推測ですけどね・・・ 違っていたらごめんなさい。)


そんなものを感じさせてくれるこの曲。

もしよかったら、聴いてみてください。


一昨日、紹介したフォーレの曲

5つの歌曲集『 ヴェネツィア』より 「ひそやかに(En sourdine)」

と同様に、

私は、男性歌手の声のほうが、しっくりときます。

みなさんは、どう感じるでしょうね?


↓ 男性歌手ヤン・ファン・デル・ クラッベン の歌声で
En Sourdine Debussy

↓ 女性歌手ヴェロニク・ジャンスの歌声で
Debussy Fêtes galantes En sourdine

↓ 女性歌手ネリー・メルバの歌声で
Nellie Melba - En Sourdine (Debussy)

↓ 女性歌手ナン・メリマンの歌声で、
  7分16秒ごろから9分57秒ごろまでが「En Sourdine 」
  7分16秒ごろからが、『艶なる宴』第1集の3曲
Nan Merriman sings Debussy (5)

↓ ナタリー・デセイのMP3

En sourdine



↓ ジェラール・スゼーのMP3

Claude Debussy: F・・tes galantes / 1er Recueil - En sourdine



↓ ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウのMP3

En Sourdine




~ 関連記事 ~

ドビュッシー 『小組曲』(Petite suite)より 第 1曲 「小舟にて(En Bateau)」









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