2014.01.21
平吉毅州 踏まれた猫の逆襲
こんばんは、
今日は、先日紹介した平吉毅州さんの曲で、
同じくピアノ曲集『虹のリズム』から、1曲紹介しますね。
(せっかくなので、ついでに・・・)
平吉 毅州さん の 「踏まれた猫の逆襲」
この曲の元となったのが、
よく知られている、「ねこふんじゃった」の曲です。
「ねこふんじゃった」だけは、弾ける・・・
といわれる方もいらっしゃることでしょう。
私も、保育園にいるお友達が弾いているのを見て、
見よう見まねで、
初めて、オルガンを弾いてみようと思ったのが、
「ねこふんじゃった」でした。
黒鍵を使い、とても弾きやすく、
園児どうしで、速さを競い合ったり、片手で弾いたり、
別のメロディーをつけて、弾いてみたりと、
いろいろと遊んだものです。
後ろ向き・・・もやりました。
そんな親しみのある曲から、
踏まれてしまった猫の立場で作られたのが、今回紹介する曲。
踏んだ子どもに仕返しを・・・
なんてね、
面白い発想ですね。
最初の部分が、
「(さあ、)やったるぞ、やったるぞ!」と
猫が、意気込んでいるように聴こえてくるのが、また面白いです。
あ、この「やったるぞ」という言葉、
私がつけたのではありません。
当時の先生が、
「今日こそはやってやるぞ!」と
密かにもくろんでいた仕返しを
今日こそは・・・
と、子どもの隙をみはからって、やってやる、
と、そんなイメージで、とおっしゃっていたような記憶があります。
先生にそう言われると、そう聞こえてしまうのですね・・・
猫って、獲物をしとめようとするとき、
結構な時間をかけて、
じわり、じわりと身をひそめて近づいていき、
その時が来た!と思ったら、とびかかる?
そんな動きをしますね。
あのときの、全身、ぺったんこになった姿。
思わず、プッと吹きだしそうになるのですけど、
(かわいくて、かわいくて・・・)
猫は、真剣そのもので、
笑うと大変失礼なので、私も密かに見守ってました。
でも、なかなかうまくいかなかったようで・・・
さあ、
この曲では、
果たして、猫は、逆襲することはできたでしょうか・・・?
曲の最後まで聴くと、成功したかどうか、わかりますか?
猫の気持ちが、つたわってくるこの曲。
私は、好きです。
この曲、発表会、コンクールで弾くお子さんは、
速めのテンポで弾かれることが、多いですね、
速いテンポで、さらっと弾かれる。
私は、どちらかというと、
指示されているテンポ(2分音符 76~104)の中でも、
遅めのほうが、好きです。
その方が、猫の気持ちが伝わってきますから・・・
あまりに速く弾きすぎると、
猫が狙っている様子とかが、目に浮かんでこないのです。
なぜかね・・・
保育園で、競い合った、
「ねこふんじゃった」の速さ比べみたいに聴こえてしまうのですよ。
私だけでしょうか・・・?
でも、
多くのお子さんは、かなりテンポが速いです。
さらっと弾いて、「はい、おしまい」って感じ。
うちの子の場合、
先生は、私と同様な考えであったのか、遅めに指示されていました。
先生次第・・・
ということでしょうか?
技術の正確さを全面に出して、曲を仕上げるのと、
猫の動き、気持ちが伝わるようにして、曲を仕上げるのでは、
テンポが違ってくるのかもしれませんね。
(両方があるといいのですけど・・・)
↓ もしよかったら、聴いてみてください。
平吉 毅州/虹のリズム 8.踏まれた猫の逆襲/演奏:松本 あすか
余談ですけど、
「ねこふんじゃった」は、ピアニスト小原孝さんが、
いろいろとアレンジをして、弾いていらっしゃいました。
昔、一度だけ、聴いたことがあるのですけど、
ピアノって、簡単な曲でも、
こんな風に楽しめるものなんだなと、
こんな風に聴く人を楽しませることができるものなんだと、
思ったものです。
残念ながら、小原さんの演奏は見つからなかったので、
紹介できず、残念です。

↓ 小原孝さんのCD

この曲の楽譜は、 こちら になります。
今日は、先日紹介した平吉毅州さんの曲で、
同じくピアノ曲集『虹のリズム』から、1曲紹介しますね。
(せっかくなので、ついでに・・・)
平吉 毅州さん の 「踏まれた猫の逆襲」
この曲の元となったのが、
よく知られている、「ねこふんじゃった」の曲です。
「ねこふんじゃった」だけは、弾ける・・・
といわれる方もいらっしゃることでしょう。
私も、保育園にいるお友達が弾いているのを見て、
見よう見まねで、
初めて、オルガンを弾いてみようと思ったのが、
「ねこふんじゃった」でした。
黒鍵を使い、とても弾きやすく、
園児どうしで、速さを競い合ったり、片手で弾いたり、
別のメロディーをつけて、弾いてみたりと、
いろいろと遊んだものです。
後ろ向き・・・もやりました。
そんな親しみのある曲から、
踏まれてしまった猫の立場で作られたのが、今回紹介する曲。
踏んだ子どもに仕返しを・・・
なんてね、
面白い発想ですね。
最初の部分が、
「(さあ、)やったるぞ、やったるぞ!」と
猫が、意気込んでいるように聴こえてくるのが、また面白いです。
あ、この「やったるぞ」という言葉、
私がつけたのではありません。
当時の先生が、
「今日こそはやってやるぞ!」と
密かにもくろんでいた仕返しを
今日こそは・・・
と、子どもの隙をみはからって、やってやる、
と、そんなイメージで、とおっしゃっていたような記憶があります。
先生にそう言われると、そう聞こえてしまうのですね・・・
猫って、獲物をしとめようとするとき、
結構な時間をかけて、
じわり、じわりと身をひそめて近づいていき、
その時が来た!と思ったら、とびかかる?
そんな動きをしますね。
あのときの、全身、ぺったんこになった姿。
思わず、プッと吹きだしそうになるのですけど、
(かわいくて、かわいくて・・・)
猫は、真剣そのもので、
笑うと大変失礼なので、私も密かに見守ってました。
でも、なかなかうまくいかなかったようで・・・
さあ、
この曲では、
果たして、猫は、逆襲することはできたでしょうか・・・?
曲の最後まで聴くと、成功したかどうか、わかりますか?
猫の気持ちが、つたわってくるこの曲。
私は、好きです。
この曲、発表会、コンクールで弾くお子さんは、
速めのテンポで弾かれることが、多いですね、
速いテンポで、さらっと弾かれる。
私は、どちらかというと、
指示されているテンポ(2分音符 76~104)の中でも、
遅めのほうが、好きです。
その方が、猫の気持ちが伝わってきますから・・・
あまりに速く弾きすぎると、
猫が狙っている様子とかが、目に浮かんでこないのです。
なぜかね・・・
保育園で、競い合った、
「ねこふんじゃった」の速さ比べみたいに聴こえてしまうのですよ。
私だけでしょうか・・・?
でも、
多くのお子さんは、かなりテンポが速いです。
さらっと弾いて、「はい、おしまい」って感じ。
うちの子の場合、
先生は、私と同様な考えであったのか、遅めに指示されていました。
先生次第・・・
ということでしょうか?
技術の正確さを全面に出して、曲を仕上げるのと、
猫の動き、気持ちが伝わるようにして、曲を仕上げるのでは、
テンポが違ってくるのかもしれませんね。
(両方があるといいのですけど・・・)
↓ もしよかったら、聴いてみてください。
平吉 毅州/虹のリズム 8.踏まれた猫の逆襲/演奏:松本 あすか
余談ですけど、
「ねこふんじゃった」は、ピアニスト小原孝さんが、
いろいろとアレンジをして、弾いていらっしゃいました。
昔、一度だけ、聴いたことがあるのですけど、
ピアノって、簡単な曲でも、
こんな風に楽しめるものなんだなと、
こんな風に聴く人を楽しませることができるものなんだと、
思ったものです。
残念ながら、小原さんの演奏は見つからなかったので、
紹介できず、残念です。
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↓ 小原孝さんのCD
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この曲の楽譜は、 こちら になります。