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バーバー 弦楽のためのアダージョ Op.11 その2

こんばんは。

こんなときに、

音楽を聴いて書いている自分がおかしいのではないか?と思うのですけど、

自然と聴いてみようと思った曲があります。

それを取り上げてみますね。


サミュエル・バーバー の 弦楽のためのアダージョ Op.11


バーバーの「弦楽四重奏曲第1番 ロ短調」の第2楽章を

弦楽合奏用に編曲されたものなのだそうです。

実は、以前、喫茶きまぐれのMKさまに教えていただきました。

これは、以前取り上げた曲ですが、

書き直したくて、削除してしまったものです。


不思議ですね・・・


画家のモネが、死の床にいる妻のカミーユを描いていましたけど、

ごく自然に、いつものように、

こうして、音楽を聴き、

ブログを書いている自分は、モネと同じような感じがしてきます。

私もいっぱしのブロガーなんだわ・・・


私の場合、

このバーバーの有名なこの曲が、

果たして、

本当に葬式に向いているのか、

大切な人の死を知った時に、どう感じるのか、

などと、確認してみようとしているのですから・・・


以前書いた記事には、こんなことを書きました。


 聴いていると、とても悲しい。

 ただ悲しい。

 でも、

 この曲は、そんな沈んだ気持ちのときの人が、聴いていると

 少し安らいでくるでしょうか?


と。


もう母は、長くないな・・・と感じてから、

時々、この曲を聴いていたのですけど、

この曲のス~ッとした透明感のある高音の音が、

とても寒く、体を震わせるような感じがあったのですけど、

今、かなり違った感じで聴いています。


母の死を聞いて、とうとう来るべき日が来てしまった・・・


茫然とするより、

ショックを受けるより、

母の死を素直に受け入れる自分がいる、

冷静でいようと努めている自分がいる。


そんな心境になったら、今度は、この曲が、温かく感じるのです。

たぶん、死が来る前は、「死」が怖かったのですよね・・・

でも、今は、違う。

もう怖さは、消え去りました。

むしろ、安堵感?

母がこれで、安らかになれる・・・

母がこれで、苦しまなくて済む・・・

母が最期の日をいつものように、明るく過ごせたのであれば、

もう何も望むことはない。


今日は、ここ最近と違って、

意識がはっきりとしてお話をたくさんしていたそうですよ。

前向きな気持ちで、頑張ってよくなろう・・・と話していたそうです。

それは、久しぶりであったそうで、

周りの家族は、安心していたそうです。

だから、

まさか・・・

だったようです。


でも、それは、

最期の時を前に、

死に逝くものが、

家族に心配させないように振る舞ったのかもしれませんし、

家族に安心させようと振る舞ったのかもしれませんし、

元気な自分の姿を最後に見せたいという思いであったかもしれません・・・

姉のときも、そんな感じでしたね・・・


このバーバーの弦楽のアダージョは、

今の私のように、

悲しみを受け入れようとしているものに、

なぜが、安らぎを与えてくれるような気がします・・・


こんなにすんなりとこの曲を聴けたのは、初めてかもしれないです。

曲って、

その時の心境によって、聴こえ方が違ってくるものだと思いますよ。


もしよかったら、聴いてみてください。



↓ CMつきで申し訳ないです。レナード・バーンスタイン指揮で。
Samuel Barber - Adagio for Strings, op. 11 by Leonard Bernstein


こちらは、

元の曲の「弦楽四重奏曲第1番ロ短調」になります。

もしよかったら、全楽章を聴いてみてください。(CMつきです)

 ↓ 第1楽章 
 Samuel Barber - String Quartet No. 1 (1/3)
 ↓ 第2楽章
 Samuel Barber - String Quartet No. 1 (2/3)
 ↓ 第3楽章
 Samuel Barber - String Quartet No. 1 (3/3)


↓ こちらは、合唱曲「アニュス・デイ」(Agnus Dei, 神の子羊)
Samuel Barber: Agnus Dei (Adagio for strings)



「サミュエル・バーバー(1910-81)の歴史的録音集1935-1960」




↓ こちらはMP3(9曲目になります。)

Barber: Adagio, Violin Concerto, Cello Concerto & Agnus Dei












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