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日本人の味覚に変化?

こんにちは。

いつもご訪問してくださり、ありがとうございます。(*^_^*)


ちょっと思うことを書いてみますね。


いつからか・・・

日本で、

話題になるお店、

行列のできるようなお店のものを

食べてみて、

私には、合わないなあ~と感じるようになりました。

それは、

私の体のほうにも

原因があるともいえるのですけど、

それだけはないと、

最近感じてます。


今年の夏、

ある人から、話題になっているお店で、

1時間以上並んで、買ってきたんだよ、

と、言われ、いただいたお菓子。

私が食べてみて、



これをうちの子どもたちにも食べさせてみて、



どうも、

我が家の人間の味覚には、合わないというのか、

味がくどすぎるようで、

少しだけしか、食べられませんでした。


最近、そう感じる食べ物が多いのです。

どうして、

こんなにカロリーの高そうなものを好んで食べる人が、

増えているのかな~?

なんて、思ってしまうのでした。

だって、

並んでいる人、大柄、太めの方が多い・・・

 ( ・・・ダイエットは、食べてから?)


そういった食べ物は、

どこそこの国から、やってきた!というもの。

日本初上陸?

なんて、ついていると、余計に並びたくなります?


それにしても、

味の濃いものが、おいしい?

のでしょうか・・・?


日本人は、味覚に優れ、

それは、誇ってもいいものであり、

近年、外国の方が、それをならっていく・・・

という傾向にあるように感じるのですけど、

日本人は、

どうもその逆に進んでいるのか、

外国の食べ物を好む傾向にあるように感じます。


「和食」が、ユネスコ無形文化遺産に登録された・・・

というのですから、

和食をもっと見直してもいい、そう思うのです。


なんとなく、

テレビでは、

目新しい食べ物を求め、食べてみる、

ということが、よい、

と、言っているように聞こえるのです。

それに、合わせて、

それが、よい、と思ってしまっているのか、

行列になっても、何時間待っても、

食べてみようとする人が増えているのかな?

それを、

ブログなどで、紹介して、楽しんでいるのかな?

先取り、って、楽しいもの?

もしかしたら、

そちらのほうが、重要なのかもしれませんね。


私の母が和食をメインに作っていて、

外食もほとんどしないで、育ったせいか、

外食をしても、

おいしいと感じることは、少ないです。

和食はいいのですけど、それ以外は、ダメ・・・

何度も胆のう炎で、痛い思いをしてきました。


食材のもつおいしさ。

これを何よりも大事に、味付けをする和食。

テレビでは、

和食の場合、

メインになる食材(魚とか肉とか)をおいしく食べる、

という感じで、とりあげているように見えます。

食べている人は、

そのメイン以外は、どうでもいい、と思っているのか?


なんとなく、

テレビで、「食べる」ことを取り上げるとき、

そんな風に感じてしまう私。

おかしいでしょうか?


和食って、別に、外食をして食べる、

ということをしなくてもいいと思うのです。

家で、作ってみたら、いい。

とはいえ、

よそのご家庭では、和食を作るところは、少ないかも?

以前書きましたけど、

お弁当に、煮物なんて、よそでは入れないようですし、

夕食も、フライとかの揚げ物が多いとも聞きます。

スーパーで、売っている和のお惣菜。

こんなの家で作ったら、いいじゃない、

というものばかりですけど、

今では、家で作られることもなく、

「買う」もの、なのかもしれませんね。


「和食」が、

ユネスコ無形文化遺産に登録された、

というのは、

とてもいいことなのですけど、

実際、日本人家庭で、

和食がどれだけ食べられているのかを、

調査をしてみたら、

意外な結果が出るかもしれない?

「和食」を食べている家庭。

果たして、どれだけあるのでしょう?

とても気になるところです。


食材の味を生かした「和食」を

メインに食べている家庭は、

おそらく、外国の食べ物を、好まない。

毎日のように食べたいとは、思わない。

私は、そう思うのです。


だからこそ、

外国からやってきた食べ物を好んで食べる人が、

増えているということは、

普段、「和食」を食べていない人が、

増えている、ということではないか?

と、思うのです。


せっかく、

「和食」が、

ユネスコ無形文化遺産に登録されたのにねえ?

「和食」という名前だけ、一人歩き?

おかしなことです。

日本人の味覚は、どうなってしまったのか?

気になるところです。


最近、話題になっている

「レシピコミュニティーサイト」の和食も、

かなり、味が濃いです。

今、よそのご家庭で作られる和食は、

かなり、濃厚な味となっています。

メタボの男性が多いのは、そのせい?

・・・なんて、思ってしまうのでした。

確かに、和食であるかもしれない。

でも、

その味は、

本来の、世界遺産となった「和食」とは、

ほど遠いものである。

母親が忙しく働くことで、

母から子へと、味を受け継がれることが減り、

だんだんと、外食の濃い味になれ、

本来の「和食」とは、

違うものをつくるように、

なってしまっているのかな?


「食育」 

という言葉がありますけど、

今の子どもたちに、

「和食」のよさを教えていくことは、

とても大事であると感じます。

親世代が、

本来の「和食」を作れないのですから・・・


小学校の給食で、

なぜ、行事ごとに、給食でその料理がでるのかが、

わかったような気がします。

たとえば、

ひな祭りの日に、ちらし寿司がでるとか、

冬至にかぼちゃの煮物がでるとか、

毎回、

家での献立とかぶるから、

やめて!と、思っていたのですけど、

よそのご家庭では、それをつくらない、

からなのでしょうね。


日本の食文化。

見直していく必要があるのではないか・・・?

それは、

テレビ番組制作をする側の人たちにも、

考えてほしいと思います。

もっと、「和食」のよさをアピールしていく・・・

よその国からきた食べ物よりも、ずっといいんだよ、

と。

流されやすい日本人ですから。

テレビで訴えていくことは、効果あると思うのです。

日本の伝統。

それを、もっと伝えてほしいなと思います。



関連記事

ギロック 叙情小曲集 より 秋のスケッチ( Autumn Sketch )

こんにちは。

今日も、秋の曲をとりあげてみます。


ウィリアム・ギロック の

    叙情小曲集(24 Short Piano Pieces in All Keys) より 

         12曲目 秋のスケッチ( Autumn Sketch )



ドラマの切ないワンシーンを思わせてくれる、

この曲。

物悲しいメロディーが、秋を感じさせてくれます。

シンプルな音でありながら、

とっても味わい深いものを感じます。


ギロックの曲の演奏動画は、

子どものものばかりで、いくら探してもない。

この曲も、同様に、

子どもの演奏が多いですね~。

私はこの曲は、大人の曲だと思っています。

ちなみに、我が家の子どもたちは、

こういう感じの曲を嫌います。

とても暗く感じるそうです。


何度も書いていますが、

こういう曲を弾かせる大人(先生?親御さん?)って?

と、時々、疑問に感じるのでした・・・

小さな子どもでは、

表現に限界があるとわかるものを、

あえて、弾かせるのは、

どういう意図があるのか、知りたい・・・


簡単ではあるけれど、

一つ一つの音を大切に奏でたい曲。

あまりにも感情を感じさせずに、

あっさりと弾かないでほしい・・・

秋のスケッチ。

木々の葉の色が、いろいろと変化するように、

音にも、いろんな色が感じられてもいいはず・・・


でも、

涙を流したくなるほどの恋愛経験がない場合、

もしくは、

そういうのが、ひどく苦手であるという方の場合、

さらっと弾くのかもしれません。


奏でる音色で、

その人がどんな恋愛感情を抱く傾向があるのか、

その人がどんな恋愛感情を抱いたことがあるのか、

わかるかもしれない曲?

大人の場合、

音で、どんな方であるのか、わかってしまうかも?

でも、

大人からピアノを始めたという方が、

発表会で弾くというのに、

向いている曲ではありますね。


もしよかったら、聴いてみてください。


↓ FRANCO DI NITTO の演奏で
Autumn Sketch by William Gillock

↓ こちらは、限定公開のもの
W.ギロック/叙情小曲集 12.秋のスケッチ/演奏:内藤 晃


↓ 小原孝さんのMP3

秋のスケッチ《AUTUMN SKETCH》



↓ 伊藤仁美さんのCDつき楽譜

ギロック ピアノ曲集 ウィリアム L.ギロック 叙情小曲集






ドビュッシー 『 小組曲(Petite suite) 』 より 小舟にて(En Bateau)

こんにちは。

今日は、

休日に聴くのにいいのではないかと

思える曲をとりあげてみます。

ゆっくりと寛ぎたいときに聴くと、

いいと思います。


ドビュッシー の 

    『小組曲』(Petite suite)より 第1曲 「小舟にて(En Bateau)」



『小組曲』は、ピアノ4手連弾のための組曲です。

管弦楽曲に編曲されたもののほうが、

有名かもしれません。


今回紹介する、「小舟にて」は、

どこかで聴いたことがある・・・

そんな曲だと思います。


癒しのクラシックとして、

我が家のいくつかのCDにも、収録されています・・・

クラシック入門として、いい曲なのかしらね?



この『小組曲』は、以下のように構成されています。

  1. 小舟にて  En Bateau
  2. 行列    Cortège
  3. メヌエット Menuet
  4. バレエ   Ballet

今回紹介する曲「小舟にて」は、第1曲目になります。


この 『小組曲』 は、

アントワーヌ・ヴァトー(ワトー)の絵画を

知っておいたほうがいいかもしれません。

ドビュッシーの曲を弾くには、

絵画をある程度、知る(観る)必要がある、

と、

当時のピアノの先生がおっしゃっていましたか・・・

  余談ですが、

  昨日から(2014年11月9日まで)、

  名古屋のヤマザキマザック美術館にて、

  ヴァトーの絵を観ることができるようなので、

  お近くの方は、よかったらご覧になってください。


さらに、

この 「小舟にて」 は、

ポール・ヴェルレーヌの詩集、

『艶なる宴 Fetes galantes』 の中にある詩をもとに、

作曲されたものなので、

その詩も

読んでみてください(堀口 大學氏の訳があります)

とも。

正直、私は、

詩を理解する能力がないので、

絵のイメージで、

曲をつかむしかできなかったのですけどね・・・ 

母の好きな詩であった、

「秋の日の ヴィオロンの ため息の ・・・」 で、

有名なヴェルレーヌの詩。

その詩に、ため息をつけるほど、

詩の世界に浸れる母がうらやましかった私です。

ああ、悲しい・・・ (>_<)


でも、今、

改めて、この詩を考えると、

ヴァトーの絵よりも、

濃厚なものを感じてしまうのでした。

でも、

この曲の音は、とても透明感があって、

愛し合うということは、美しいものであるのだと、

思わせてくれます。

時間を忘れてしまうほど、

周りの人が見えなくなるほど、

そのひとときが、大事なのですよね・・・

しかも、

とっても陽気で、うきうきしているようで・・・

若いって、夢中になるって、そんな感じかしら?


この曲は、

昼間なのかな?と思っていたのですけど、

L'étoile (星) 、 lune (月) という言葉が

詩の中に、出てくるので、

夜の月明かりの下での、

暗い水面に浮かんだ小舟のイメージを

思い浮かべるといいのでしょうね。

それ以上に、

そこにいる

優雅な雰囲気のある男女を感じるのが、

大事なのかな?

ヴァトーの絵のイメージが

曲とぴったりと合う感じがしてきます。

下品ではなく、雅びな感じが、ありますもの・・・

単なる、目に見える景色を音にした曲ではない、

私は、そんな気がします・・・


もしよかったら、聴いてみてください。


↓ ジャン・マルティノン指揮、
   フランス国立管弦楽団の演奏で
   (最初から4分5秒ごろまで)
   CMつきです。
Debussy - Jean Martinon (ORTF) Petite Suite

↓ イラン・ヴォルコフ指揮、
   BBCスコティッシュ交響楽団の演奏で
DEBUSSY, PETITE SUITE I

↓ マルタ・アルゲリッチ、
   クリスティナ・マリトンの4手ピアノ演奏で
   CMつきです。
    (0分56秒ごろから4分25秒ごろまで)
Mrtha Argerich, Cristina Marton: Debussy Petite Suite 17 06 2013

↓ クリストフ・エッシェンバッハ、
   ラン・ランの4手ピアノ演奏で
    (0分46秒ごろから4分30秒ごろまで)
   CMつきです。
Lang Lang & Eschenbach —— Debussy:Petite Suite

↓ ロベール&ギャビー・カサドシュ夫妻の
  4手ピアノ演奏で
     (最初から3分09秒ごろまで)
Robert and Gaby Casadesus play Debussy Petite suite 1/2


↓ エマニュエル・クリヴィヌ指揮、
   国立リヨン管弦楽団のCD

ドビュッシー:管弦楽曲集



↓ ジャン・マルティノン指揮、
   フランス国立管弦楽団のMP3

Petite Suite (orch. Henri B・sser) (1998 Digital Remaster): I: En bateau



↓ ジャン=フィリップ・コラール、
   ミシェル・ベロフのMP3

Petite suite, piano 4 hands (1886-9) (1989 Digital Remaster): I. En bateau






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フォーレ エレジー(Élégie) Op.24

こんにちは。

今日も、秋を感じる曲をとりあげてみます。


ガブリエル・フォーレ の エレジー(Élégie) Op.24


チェロの音色は、秋のイメージという感じがするのは、

私だけでしょうか・・・?

ついでに言うなら、

フォーレの音楽は、秋のイメージという感じがする・・・

それも、

私だけでしょうか・・・? 


この曲は、出だしから、とっても重い。

憂鬱感があり過ぎで、

正直、私は明るい気分でいるときには、

聴きたいと思わないです。

夏が過ぎ、涼しくなって、秋を感じるころ、

やっと聴いてみたいと感じるくらい、好きではないです。


中間部は、とても柔らかい音色で、

恋人との懐かしい昔の出来事を回想しているかのようで、

そこは、いいのですけど・・・

でも、その後、さらに、絶望感が強く出ます。

もう、終わりだ・・・

そう感じる最後です。


とにかく、この曲は、

息を殺すかのように泣いている誰かが、

見えてくるようで、

しかも、

押し殺せず、

結局は、

声を出して、わあ~っとなってしまっているような人で、

なんだか聴いていると、

とっても、悲しい・・・ 


もしよかったら、聴いてみてください。


<チェロとピアノのためのエレジー(For Cello and Piano)>

↓ ジャクリーヌ・デュ・プレのチェロ、
   ジェラルド・ムーアのピアノの演奏で。
   (CMつきです。)
Fauré Élégie in C minor Op. 24 - Jacqueline du Pré

↓ ピエール・フルニエのチェロ、
   ジェラルド・ムーアのピアノの演奏で。
   (CMつきです。)
Pierre Fournier "Élégie" Fauré

↓ Robert Salles のチェロ、
   ジェルメーヌ・ティッサン=ヴァランタンのピアノの演奏で。
Gabriel Fauré: Élégie pour violoncelle et piano

↓ ジュリアン・ロイド・ウェバーのチェロ、
  ピーター・ペティンガーのピアノ演奏で。
.Julian Lloyd Webber plays Faure 's Elegy .


こちらは、

< チェロと管弦楽編(For Cello and Orchestra) >

↓ レナード・ローズのチェロ、
  ユージン・オーマンディ指揮、
  フィラデルフィア 管弦楽団の演奏で。
  (CMつきです)
Fauré-Elégie for Cello and Orchestra in c minor op. 24

↓ パブロ・カザルスのチェロ、指揮、
   コンセール・ラムルー管弦楽団の演奏で。
   (102人のチェロ・アンサンブル)
Fauré: Élégie for cello & piano or orchestra in C minor, Op. 24 - Performance - Pablo Casals

↓ 小澤征爾指揮、
   ボストン交響楽団の演奏で。
Gabriel Faurè : Elegie op.24 for Cello and Orchestra - Seiji Ozawa and Boston Symphony Orchestra

↓ エリック・ピカールのチェロ、
   パーヴォ・ヤルヴィの指揮、
   パリ管弦楽団の演奏で。
    (0分55秒ごろから)
Elégie, pour violoncelle et orchestre en ut mineur, op. 24 Gabriel Fauré 1845-1924


↓ ジャクリーヌ・デュ・プレのCD

サン=サーンス:白鳥(チェロ名作集)



↓ パブロ・カザルスのMP3
   1曲目は、リハーサル、
   2曲目は、
   1956年10月、パリ、ソルボンヌ大学講堂でのコンサート。

Pablo Casals Live In Paris 1956 At the Grand Amphith・・tre de la Sorbonne (Faur・, Casal, Bach)



↓ 小澤征爾指揮、ボストン交響楽団のCD,MP3
   MP3は、8曲目になります。 

Faure: Pelleas et Melisande; Apres Un Reve; Pavane; Elegie; Dolly



* この曲の楽譜は、 こちら  になります。



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バッハ パッサカリアとフーガ( Passacaglia und Fuga ) BWV582

こんにちは。

今日は、

何回か取り上げようとし、

まったく言葉が浮かんでこなくて、

紹介できなかった曲を

あえて、

取り上げてみます。


J.S.バッハ の  

    パッサカリアとフーガ( Passacaglia und Fuga ) BWV.582


この曲をこのブログで、と思ったのが、

たぶん、2年前。

バッハの中でも、とても重々しい。

パイプオルガンの重厚な音の響きとともに、

壮大な世界へと連れて行かれ、

気がついたら、

宇宙の空間に放り込まれ、

体が浮かんでいるかのような、

妙な感覚になってしまいます。

よく、バッハの曲は、

宇宙を感じる、というような言葉を言われる方々が、

いらっしゃいますが、

こういう感覚のことをいうのかな?と

思わせてくれるこの曲。

そのくらい、

聴き入ってしまうので、言葉が出てこない・・・


子どものころ、

バッハを弾いてみて、

言葉にできない音楽(頭で理解しにくい音楽)

という感じがあり、

どう弾いたらいいのかわからず、

とっても難しく感じました。

理解しようとして考えるといけないのだ

と、

年を重ねるにつれ、

このブログを始めて、

そう感じるようになってきました。


何にも考えていない状態、

( 無 の状態といったらいいのでしょうか?
  正確には、無 に近い状態・・・ )

で、いると、

急に、バッハの曲が、

ぐっと、身近に、

ものすごく、いいものに感じてきます。

感覚で、こういうものだったのか?

という感じでしか、

つかめていませんが、

私にも、バッハが、弾けるかも・・・と、

期待が持てるようになったのは、成長だ、

と思っています。


このブログを始めて2年半。

これまで紹介した中で、

どの作曲家が一番いい、と感じるか?と

問われたら、間違いなく、

J.S.バッハ と答えますね。


子どものころ、

比較的、順調に、

なんでもこなせていたころの私には、

まったく、つかめなかったバッハ。

世界が自分を中心に回る、なんて感じで、

自分の存在の小ささに気づくこともなかったし、

自分の力の小ささに気づくこともなかったから。

神様、という存在なんて、

感じることもなく、感じようとすることもなく、

神頼み、なんて、

絶対に、ありえない、なんて、考えていたのですから。

他の誰かより、

自分ほど、頼りになるものはいない、



ずっと、長い間、

思い続けていたわけです。

そういう人間は、

おそらく、バッハを聴いても、

理解できない。

それが、

子どもを産み、

思うようにいかない生活を続けていくうちに、

そして、

自分自身の体が、

思うようにいかない生活になっていくにつれ、

だんだんと、

神さまの存在が、

身近に感じられるようになってきました。

いる と感じるわけではないですよ。

いないのではないか?と感じることのほうが、

多いかもしれない。

でも、

ときどき、なんとなく、感じるような気がするのです。

存在するもの、として、

物事を考えるようにもなりました。

そして、

その神様の大きさに対し、

とても小さな存在である自分が見えてきた。

とても小さな力しか持っていない自分が見えてきた。

それを意識するようになって、

バッハを聴くと、

それまでとまったく違った音楽に聴こえてきたのです。

無 とは言い切れないにせよ、

それにだんだんと近くなっていくにつれて、

バッハを弾いてみると、

すんなりと、その世界に入っていく自分がいる。

ずいぶん、変わったものだと、驚いています。


ネットでは、

たくさんの方が、

バッハを語っているように見えます。

 (それらをまったく読んでいませんが・・・)

バッハのすごさを語っているようです。

それをすごいなあ~と、感心してしまう私。

それができる方って、

どんな人生を過ごしてきた方なのでしょう?

少なくとも、日本にはそれができる人が多くいらっしゃる。

私はこの年になるまで、

こうして書くこともできないほど、

まったく理解ができなかったのですから、

自分の力のなさを痛感しております。

今でも、

これ以上、何も語れません・・・ 

言葉にすることが、できないのです。 ああ、悲しい・・・ 


もしよかったら、聴いてみてください。


< バッハの原曲で >

↓ ヘルムート・ヴァルヒャのオルガン演奏で
J.S. Bach - Passacaglia & Fugue C-minor, BWV 582 (Helmut Walcha)

↓ トン・コープマンのオルガン演奏で
.J. S. Bach - Passacaglia and Fugue in C minor, BWV 582 - T. Koopman .

↓ カール・リヒターのオルガン演奏で
Karl Richter - Passacaglia & Fugue In C Minor - BWV 582 (1980)

↓ ハンス=アンドレ・シュタムのオルガン演奏で
J.S. Bach - Passacaglia and Fugue in C minor BWV 582

↓ パワー・ビッグスのペダル・チェンバロ演奏で
Bach - Passacaglia and Fugue in C minor, BWV 582 (E. Power Biggs, pedal harpsichord)


< レオポルド・ストコフスキーの編曲 管弦楽版 >

↓  Leopold Stokowski and his Symphony Orchestra の演奏で
J. S. Bach(Stokowski) "Passacaglia & Fugue BWV 582"


< オットリーノ・レスピーギの編曲 管弦楽版 >

↓ ジェラード・シュワルツ指揮、
   シアトル交響楽団の演奏で
Bach / Respighi Passacaglia & Fugue


< ピアノ編曲版 >

↓ オイゲン. ダルベールの編曲を
   エルンスト・ブライデンバッハの演奏で
Bach Passacaglia and Fugue in C minor (Arr. for Piano by E.D'Albert)

↓ クリスティアン・ツィマーマンの編曲を自演で(CMつき)
ZIMERMAN plays BACH Passacaglia & Fugue BWV 582 Piano Transcription (LIVE 1994)


↓ カール・リヒターのCD,MP3
   MP3は、
   ディスク3枚目の7曲目がパッサカリア
   ディスク3枚目の8曲目がフーガ

Organ Works



↓ ヘルムート・ヴァルヒャのMP3
   (12曲目になります。)

Bach, J.S.: Art of the Fugue (The) / Toccata and Fugue, Bwv 565 / Passacaglia and Fugue, Bwv 582 (Walcha) (1947, 1952, 1956)



↓ レオポルド・ストコフスキー指揮のMP3

J.S. Bach, arr. Stokowski: Passacaglia and Fugue in C Minor, BWV582



↓ リュック・ボーセジュールの
   ペダル・チェンバロ演奏のMP3
   17曲目になります。

J.S. Bach: Famous Works on Pedal Harpsichord






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ガーシュイン 自作自演集 (CD、MP3)

< ガーシュイン 自作自演集 >


こんにちは。

いつもご訪問してくださり、ありがとうございます。(*^_^*)


以前、自作自演ものを探しにいらっしゃる方が、

いるとわかり、

「大作曲家達のピアノによる自作自演集」 MP3 という記事を

書きました。

今も、自作自演ものを探しにいらっしゃる方が

いるようなので、

今回は、

ガーシュインの自作自演ものを集めてみました・・・


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 大変申し訳ないのですが、

 今回は、収録曲を書いていません。(あまりに多くて… 

 お手数おかけしますが、

 各CD、MP3の内容の確認をしてみてください。 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


↓ ジョージ・ガーシュウィン自作自演 (CD)

ジョージ・ガーシュウィン自作自演




↓ The Piano Rolls (CD)

The Piano Rolls




↓ Gershwin Plays Gershwin  (CD)

Gershwin Plays Gershwin




↓ George Gershwin plays Gershwin (MP3)

George Gershwin plays Gershwin




↓ George Gershwin Plays Gershwin & Kern (MP3)
    ( ガーシュインによる、
      ジェローム・カーンの曲の演奏も含みます。 )

George Gershwin Plays Gershwin & Kern




↓ Gershwin Plays Gershwin: The Piano Rolls (MP3)

Gershwin Plays Gershwin: The Piano Rolls




↓ Gershwin Plays Gershwin (Original Recordings, 1919 - 1929) MP3

Gershwin Plays Gershwin (Original Recordings, 1919 - 1929)




↓ Second Rapsody (Gershwin Plays Gershwin Vol. 2, 1924 - 1935) MP3

Second Rapsody (Gershwin Plays Gershwin Vol. 2, 1924 - 1935)




↓ Gershwin Plays Gershwin - Rare Recordings 1932 - 35 (MP3)

Gershwin Plays Gershwin - Rare Recordings 1932 - 35




↓ Gershwin Plays Gershwin (MP3)

Gershwin Plays Gershwin




↓ George Gershwin Plays His Finest Works & Others (MP3)
   ガーシュインによる他の作曲家の曲の演奏を含みます。

George Gershwin Plays His Finest Works & Others




↓ Gershwin Plays Gershwin (MP3)

Gershwin Plays Gershwin








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サティ 「グノシエンヌ第4番」

こんにちは。

今日は、

弾きたい、聴きたい、

と、

あまり思わない曲ですけど、

なんとなく、

曲に共感できてしまったので、

その曲をとりあげてみます。


エリック・サティ の グノシエンヌ第4番( Gnossienne No. 4)


この曲を、一言でいうと 

憂鬱 という言葉が

浮かんできます。

グノシエンヌの中でも、

滅多に弾きたいと思わない曲です。

どうも、好きになれない曲・・・


グノシエンヌ第4番は、

第5番と同様、

楽譜には、

サティの「ことば」が入っていません。

Lent (ゆっくりと) という指示だけ。


ゆったりとした

低い音のアルペジオが続くのですけど、

それが、

聴こえるはずなのですけど、

ほとんど意識がはっきりとしてないようで、

聴こえていないような、

妙は感覚にさせてくれます。


だんだんと、

頭に浮かんでいたものが消えていき、

言葉も出てこない。

心の中に、

もやもや~としたものがあったはずなのに、

それは何であったのか、

わからない。


からっぽ。


何にもない。

頭の中にも、心の中にも。

なのに、

無 という感じでもなく、

忘れてしまっているだけで、

どこかに、隠れたものがあるようで、

すっきりとしきれないのです。


なぜ、無 になりきれないのでしょう?

とっても寂しい。

その寂しさが、つきまとっているようだから・・・かな?

一人きり、一人ぼっち・・・

無 ではなく、 

無いと感じることで、むなしくなってしまっている?

ああ、うまく言えない・・・ (>_<)


本当に 無 になれたら、

どんなに気持ちが楽になれることか?

俗世から離れてみたい、離れてみようと試みる。

でも、

それが、できていないからこそ、

とっても寂しく、人はとてもつらく感じる。

そんなものを秘めた曲に感じます。


さて・・・、この曲。


鐘。 


たぶん、鐘の音だと思うのです。

私には、そう感じる音。

それが、あります・・・

 (サティの場合、
  何小節目、といえないのが、つらいところ…
  2か所で、鐘のような音を感じます。)


遠くから、かすかにその音色が聴こえてきたと

感じたとき、

一瞬、ハッとさせられます。

その余韻も聴こえてくるようで、

より、ハッとしてしまいます。

  (弾くときには、

   その特別な音を、

   うまく感じさせることができたら、嬉しいですね。)


その鐘のように聴こえてくる音。

何を意味しているのでしょう?


これも私だけがそう思えるだけで、

みなさんは、

そういう音に感じないかもしれませんね・・・

でも、

ここでは、

鐘の音、として、書いてみますね。


宗教のことは、よくわかりませんが、

私は、こう思うのです。


人は、この世のことで、

嫌だなあ、逃れたいなあ・・・と思ったとき、

神様、仏様に、

すがりたいと思うように、なるような気がします。

教会へ行ってみたい、お寺へ行ってみたい・・・と。


世の中の嫌なものばかりが、見えてしまう。

でも、

他の人たちは、そんなことを感じないで、

楽しそうにしている・・・

自分だけが、違っているようだ。

周りの人たちと

同じように、感じることができない。

変わり者と、なってしまう。

だから、

いつも、一人でいるような孤独感を味わっている。

周りの人たちと違うので、

誰も、自分を救える人は、いない、



感じてしまうのです。


そんな人は、

神様(仏様)に、

救いを求めようとするのではないか?


神様(仏様)を感じるときは、

少しだけ、救われたような気持ちに、なれる?

わからないけれど、

この鐘のように感じる音には、

この作曲家の心に、

ほんの少しだけ、感じさせてくれる

「神様のかすかな光」でもあるのかもしれない・・・

なんて、

思ったのでした。

その瞬間だけ、安らぎを感じたのでしょうね・・・

本当に、一瞬ですけどね。

すぐに、戻ってしまうほどの短い時。


そんな風に考えると、

私は、この作曲家を、

変わり者、とは思えないですね・・・

どこか、

自分にも共通するところがあるような気がして。

そういう部分、

誰にでも、あるのではないか?

と、思えるのです。

多くの人が、

変わり者である と言っているとしても・・・

ごく普通の人と同じ部分もある。

ただ、この作曲家は、

世間の多くの人と違った部分が多かった。

それだけに、

内に秘めた苦しみも大きかったように感じます。

誰も、

その苦しみを理解できないのですから・・・


もしよかったら、聴いてみてください。


  You-Tube の動画の感想を読んでいると、

  誰も、

  私のような感想の方は、いらっしゃらないようで・・・

  余計に、

  私も、人と違うと実感し、

  ちょっと孤独を感じるのでした・・・(ああ、悲しい・・・)


↓ パスカル・ロジェの演奏で
   ( グノシエンヌ第4番は、
     17分34秒ごろから21分00秒ごろまで )
   CMつきです。
3 Gymnopedies, 6 Gnossiennes -G

↓ ダニエル・ヴァルサーノの演奏で
  第4番は、最初から、2分40秒ごろまで。
  2分44秒ごろから第5番です。
  (CMつきです。)
Erik Satie: Gnossienne No. 4, 5

↓ ラインベルト・デ・レーウの演奏で
  (CMつきです。)
Erik Satie - Gnossienne No.4

↓  アレクサンドル・タローの演奏で
Erik Satie: Gnossienne 4 - Gilbert Garcin


↓ パルカル・ロジェのCD、MP3
   MP3は、13曲目になります。

SATIE: 3 GYMNOPEDIES&OTHER PIANO WORKS



↓ ダニエル・ヴァルサーノのCD

Satie: Gnossiennes-Gymnopedies



↓ ラインベルト・デ・レーウのMP3
   4曲目になります。

Early Piano Works / 3 Gymnopedies



*この曲のピアノの楽譜は、こちら になります。



関連記事

ベートーベン エリーゼのために その2

こんにちは。

今日もご訪問してくださり、ありがとうございます。(*^_^*)


ベートーベン の エリーゼのために


このブログでは、

あまり読まれることがない記事ですけど、

ピアニストの演奏がいろいろと出てきたので、

今日、

You-Tube の動画を追加しておきました。


この曲。

以前、

ピアノ発表会での選曲の参考に(初級編) その2 という記事で、

発表会向きの曲ではない、

と、書きました。

なぜか、

発表会で弾くお子さん方の失敗する確率が高い曲、

なのですよね・・・

(大人の発表会でも。)

あまりにみなさんが、失敗するので、

下の子は、

いつしか、「この曲、嫌い!」

と、いうようになってしまいました。 (-_-;)

順番を待つ間、

おかしな演奏を聴くのは、

結構、耐えがたい・・・ らしいです。


私個人は、

それほど難しいと感じることなかったです。

ピアノを習い始め、

先生に内緒で、

一人密かに、この曲を練習し、1年もたたず、

失敗なく最後まで指が動くようになったのですけど、

当時の先生は、

この曲を弾くことができるレベルであっても、

この曲を私に弾かせることはありませんでした・・・

さりげなく、

この曲を飛ばした・・・

という感じでしたもの。

 ( 当時使っていた楽譜には、載っていたのに。)

弾きたかったのですけどね。


もしかしたら、

この曲の意味を考えて、だったのかもしれません。


ベートーベンの叶わなかった恋。

その悲しみ・苦しみを

小学生だった私に弾かせるのはおかしい、

と考えてのことだったのではないか?と

最近、よく思うのです。

年相応。

昨日書いた記事にも、そのことにふれましたけど、

小さな子どもが、大人の思いを理解できますか?

なんて、

お考えだったのかもしれない。


当時の私にとっては、

憧れの曲ではあったのですけどねえ・・・


でも、

年相応ではない曲を子どもが弾いているというのは、

どこか、違和感を感じます。


大人が弾く曲を弾けるのですよ、

技術力も、表現力もあるのですよ、

というアピールなのかもしれない。

でも、

そういうアピールをする必要性は、あるのだろうか?

と、思えてくるのです。


本当に実力のあるピアニストというのは、

簡単だと、思われる曲、

つまらないと、思われる曲で、

聴き手を感動させてしまうことができる、

と思うのです。

この曲って、

そんなにいい曲だったんだ・・・と。

みなさんは、そういう経験、ありませんか?

私は、あるピアニストで、

そういう感動をしたことがあります。


だから、

ピアノの発表会で、

私の子どもに、

無理に難しい曲を弾かせようとは、

思いませんでした。

少しでも難しい曲を弾くこと、有名な曲を弾くことに、

こだわる必要はないのです。


私事になりますけど、

私は、

つまらないといわれるチェルニーの練習曲を弾くことが、

とても好きでした。

あれは、ただ音をならせば、

とてもつまらなくなってしまうのですけど、

練習を重ねていくうちに、

ただの練習曲が、

ちゃんとした曲に聴こえるようになっていくのです。

その過程が、面白く、楽しんで弾いていました。

練習って、楽しいと思いました。

何時間練習しても、苦にならない。

つまらないと感じる曲でも、

弾きこなすという域まで練習することが、

とても大事なんだなと実感したのです。


このブログには、

少しでも、発表会で聴き映えする曲を、

とお考えなのか、

いろいろと曲探しにいらっしゃっています。

中には、

ピアノの先生が弾くようにおっしゃった曲が、

気に入らず、

別の曲を探されているような方もいらっしゃいます。

 (そういうキーワードでいらっしゃった方がいました。)


でも、

どんな曲であっても、

その演奏者次第で、いい曲になるのだ、と。

私は、そう思うのです。


与えられた曲にしっかりと向き合い、

きちんと弾きこなせるまで、練習をし、

どのように弾くかを考え、弾いてみること、

それが、大事だと思います。


話は、戻ります。


ベートーベンのエリーゼのために。


この曲は、

有名な曲で、人気のある美しい曲です。

小さな子どもが、弾きたい!

という気持ちになるのも、当然かもしれません。

でも、

レベルが初級(初級上)だとしても、

子どもむきではない、のかもしれません。

技術的には、可能でも、

曲を表現する上では、

まだまだ・・・という曲でなのでしょう。


それでも、お弾きになるという場合、


8分の3拍子って?

アウフタクトって?




いうレベルでは、少なくとも、弾かないように・・・

一度、弾いてみて、

何拍子で、弾いているの?

と、

聴き手に指摘される演奏であれば、

絶対に、弾かないように・・・

もっと、基礎を学んでください。

エリーゼのためには、

意外と、

難しい曲、といっていいのかもしれません。


ちなみに、

ベートーベンのピアノ曲は、

発表会で、失敗が多いと言えるかもしれません。

よく演奏される曲。

拍子が違っていることが多いです。

これは、聴いている方がとてもつらいです。

演奏するとき、

聴き手がいる、という意識も忘れずに・・・

どうか、よろしくお願いします。 


~ 過去の関連記事 ~

♪ ベートーベン エリーゼのために(Für Elise) 



関連記事

プーランク 15の即興曲 第15番 「エディット・ピアフへのオマージュ(Hommage a Edith Piaf)」

こんにちは。

今日も、秋向きの曲をとりあげてみます。


フランシス・プーランク の 

   15の即興曲(15 Improvisations) 第15番 

     「エディット・ピアフへのオマージュ(Hommage a Edith Piaf)」



エディット・ピアフを讃えて、

エディット・ピアフに捧ぐ、

エディット・ピアフ賛、 

といわれることが、多いでしょうか?

オマージュ(Hommage)の意味は、賛辞。


この曲は、

大人が、弾いてみたい!と

思う曲ではないかしら?


とても甘い音色で、

上品な華やかさの中に、

少しけだるさもあり、

切なさもあり、

影を感じさせるものあり。

人が大人へと成長していく中で、

いろいろと経験していって得たものを秘めている曲。

だから、

大人が聴くと、

心に響いてくるものがある曲だと思うのです。


私は、この曲が、

子ども向きの曲ではない、と思っているのですけど、

You-Tube の動画には、

日本人の小学生の演奏がいくつかあったので、

驚いています。

小学生がとても素敵な演奏をされていても、

大人とは、

音の重みがどこか違っているように聴こえてしまうのは、

私だけなのかしら?

 ( やっぱり、私だけなのでしょうね・・・ )


エディット・ピアフといえば、

最近、テレビでも

彼女の「愛の讃歌」を聴くことがありましたけど、

「ばら色の人生」とか、

彼女の歌には、

大人の愛を感じさせるものがあります。

ちょっと好きかなという程度のものではない、

いろいろな複雑な感情を秘めた大人の愛。


しかも、


彼女自身の歌声には、

聴く人に訴える力が強くあって、

そんなところを

私は、すごい!と思っているのですけど、

作曲家のプーランクが、

そんなイメージで作曲したのではないか?

と、思っています。


最近は、

注目を浴びた小学生に倣えといわんばかりに、

我が子に弾かせてみよう・・・と

我が生徒に弾かせてみよう・・・と

思われる親御さん、先生方が、

いらっしゃるのかな?


ピアノって、

本来、

自主的に弾くものであって、

いつから、

誰かの意図で、

子どもが弾かされるものになってしまったのか?と、

不思議に思うのでした・・・


それとも、


今の子どもは、

こういった大人の曲を感覚的に理解できるほど、

大人びてしまっているのか?

世間では、

親と一緒に、夜遅くのドラマを観ているようですしねえ・・・

それで、自らの意志で、弾くのでしょうか?


謎です・・・


( この曲を小学生が弾いてはいけない、

  という意味で、

  書いているのではありません・・・

  どんな曲でも弾いてみようというのは、

  いいことだとも思います。

  でも、

  誰かに倣って、というのであれば、

  ピアノの先生には、

  子どもにおすすめしてほしくないと感じるのです。

  私の子どものころのピアノの先生は、
 
  きっと、こうおっしゃったことでしょう。

  「あなたには、まだはやい」 と。

  年相応かどうかということを考えることも、

  ピアノを弾く上では、 大事ではないか?と

  思うのです。 )


さて、この曲、

なぜか、

私は、絵画を思い浮かべてしまうのです。

美術館で、

1900年前後ごろ(ベル・エポックと言ったらいいかな?)の

名画を鑑賞するときに、

BGMを流すとしたら、どんな曲がいいか?

といわれたら、

私は、この曲をすすめます・・・

歌(メロディー)に、

美しい色彩が見えてきて、

だんだんと人物画が浮かんでくるような感じ。

それがとても切ない感じ。

いい曲ですね・・・


もしよかったら、聴いてみてください。


↓ ガブリエル・タッキーノの演奏で

FRANCIS POULENC -Improvisation for Piano no.15 in C minor (Hommage a Edith Piaf )

↓ ガブリエル・タッキーノのMP3

Improvisation En Ut Mineur ''Hommage ・ Edith Piaf'' FP 176



↓ エリック・パーキンのCD,MP3
   MP3は、ディスク2枚目の25曲目になります。

Complete Works for Solo Piano



↓ エリック・ル・サージュのCD

ナゼルの夕べ ~ プーランク : ピアノ・ソロ作品集



* この曲の楽譜は、 こちら になります。



関連記事

アーロン・コープランド 自作自演集(CD)

こんにちは。

以前、自作自演ものを探しにいらっしゃる方が、

いるとわかり、

「大作曲家達のピアノによる自作自演集」 MP3 という記事を

書きました。

今も、自作自演ものを探しにいらっしゃる方が

いるようなので、

今回は、

コープランドの自作自演ものを集めてみました・・・

~~~~~~~~~~~~~~~~~


< アーロン・コープランド 自作自演集 >


↓ 管弦楽作品、ピアノ独奏曲作品集
   (ピアノ曲は、レオ・スミットの演奏)

  <収録曲>

 [Disc1]

  エル・サロン・メヒコ
    ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
  野外序曲
    ロンドン交響楽団
  「ビリー・ザ・キッド」組曲
    ロンドン交響楽団  
  静かな都会
    ロンドン交響楽団  
  ジョン・ヘンリー ~オーケストラのための鉄道バラード
    ロンドン交響楽団
  我等の町
    ロンドン交響楽団  
  市民のためのファンファーレ
    ロンドン交響楽団
   ラス・アガチャダス(シェイク・ダウン・ソング)
    ニューイングランド音楽院合唱団

   すべて、アーロン・コープランドの指揮

 [Disc2]

   ロデオ
     ロンドン交響楽団
    アパラチアの春
     ロンドン交響楽団
   映画のための音楽
     ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
   家からの手紙
     ロンドン交響楽団
   キューバ舞曲
     ロンドン交響楽団

   すべて、アーロン・コープランドの指揮

 [Disc3]

   リンカーンの肖像
     ロンドン交響楽団
   交響曲第3番
     ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
   クラリネット、弦楽、ハープとピアノのための協奏曲
     ベニー・グッドマン(Cl)  コロンビア交響楽団

     すべて、アーロン・コープランドの指揮

 [Disc4]

   滑稽なスケルツォ(猫とねずみ)
    ピアノ・ヴァリエーションズ
   夕べのそよ風
   パッサカリア
   ピアノ・ソナタ
    2つのピアノ小品
    3つのソネット
  
    すべて、レオ・スミットのピアノ

 [Disc5]
 
   小さなポートレート
    センチメンタル・メロディ
    ピアノ・ファンタジー
    4つのピアノ・ブルース
    真夏の夜想曲
   ヤング・パイオニアーズ
   田舎道を下って
    夜想

    すべて、レオ・スミットのピアノ

The Aaron Copland Collection: Orchestral Music and Music for Solo Piano (Sony Classical Masters)



~~~~~~~~~~~~~~~~~~

↓ 管弦楽作品集
   
   すべてコープランドの指揮

<収録曲>

  [Disc1]

    エル・サロン・メヒコ
    戸外のための序曲
    バレエ音楽「ビリー・ザ ・キッド」
    静かな都会
    ジョン・ヘンリー
    我等の町
    ラス・アガチャダス(シェイク・ダウン・ソング)
    市民のためのファンファーレ

 [Disc2]

    ロデオ 4つのダンス・エピソード
    静かな都会 New England Countryside
    二十日鼠と人間 Barley Wagons
    静かな都会 Sunday Traffic
    我等の町 Grovers Corners
    二十日鼠と人間 Threshing Machines
    アパラチアの春
    故郷からの手紙
    キューバ舞曲

 [Disc3]

    リンカーンの肖像
    交響曲 第3番
    クラリネット協奏曲

The Copland Collection: Orchestral & Ballet Works, 1936-1948






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ピアノ初級者向けの曲の動画を探しに来られた方へ

こんにちは。

いつもご訪問してくださり、ありがとうございます。


最近、

初級者向けのピアノ曲の動画を視聴しに、

このブログに訪問される方が、増えているようです。

You-Tube で ピアノ演奏の動画がないか?

という感じで、いらっしゃっています。

その動画を

お子さんの参考にしようというお考えなのでしょう。


ちょっと、気になるので、

その方々のために、書いておきます。


このブログで、とりあげていない曲の中には、

いくら動画を探しても、

参考として、

このブログで紹介できる演奏が、ない、

というものが、あります。


曲名を見ると、

ピアノの初級者向けのものが多いです。


それらは、すべて、

全音ピアノピース集にある曲です。


でも、

その全音ピアノピースのピアノ曲は、

残念ながら、

元の原曲が、

ピアノ曲というものばかりでは、ありません。


管弦楽曲であったり、

オペラであったり、

箏曲であったり、

バレエ音楽であったり、

歌曲であったり・・・、と、

そういった曲を

ピアノ用に編曲されたものもあるのです。


どなたが編曲をしたのか、

楽譜に書かれていないものが多いため、

その編曲版が、

作曲家自身によって作られたピアノ曲だと、

勘違いをされるのでしょうね。


まあ、

そういったピアノ用に編曲されたものがある、

というのは、

全音ピアノピースのいいところ・・・

といっても、

いいのかもしれません。

ピアノ曲だけではなく、

子ども(大人も?)に、

いろいろな名曲に親しんでもらうことが、

できるのですから。


さて、

そんなピアノ編曲版の曲。


You-Tube で、

動画を探して聴く、とするのであれば、

日本人のものしかないといっていいくらい、

日本人の素人の方のものがほとんどです。


小さなお子さんの動画、

か、

大人から始めた方の動画、

か、

あとは、

ピティナに音源を提供されたピアニストのものが

あります。

こういったものが、あると、

このブログでも、とりあげられるのですけど、

なかなかない・・・というのが、現状です。


そうでなくても、

日本人作曲家のピアノ曲の動画も、

ほとんどありません。

残念なことです・・・


お子さんが演奏する際の参考にする、

というのであれば、

You-Tube で、探すより、

CD,MP3を購入することのほうがいいと、

私は、思います。

You-Tube の動画は、

頻繁に削除されていますし、

いつまでも、観られるものではありませんから・・・

 ( 本当に、多いのですよ。
   どうも著作権にひっかかっているようなのです。
   ピティナ提供のものは、大丈夫だと思いますが。 )


もしよかったら、 こちらの、↓

ピアノを始めたころの子どもに聴かせるCDの参考に・・・

という記事をお読みください。

そちらで、

ピアノ発表会での定番のピアノ曲が入っているCDを

とりあげています。

参考にしてみてください。(^_^)



関連記事

子どもの人生、あれこれ言わなくても、なんとかなる?

こんにちは。

いつもご訪問してくださり、ありがとうございます。(*^_^*)


申し訳ないのですが、

今日も、音楽紹介をお休みさせていただきます。

思うことを書いていますね。


< 続きを読む > へ どうぞ・・・



続きを読む

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メンデルスゾーン 「アルバムの綴り(Albumblatt)」  Op.117

こんにちは。

今朝はとても涼しく、肌寒く感じるほどでした。

もう、秋なんだなあ~と、しみじみと思いました。

今日は、

秋に聴くといいかなと思える曲を取り上げてみます。


フェリックス・メンデルスゾーン の

    アルバムの綴り  Albumblatt (Lied ohne Worte、Feuillet d'album) Op.117



さら~っと流れていく音。

愛をテーマにしたドラマ(映画)を、

最初から最後まで見通すと、

泣けてくる結末に終わってしまうようなものを、

想像させてくれるこの曲。

いろいろとあって、最後はお別れなのね?

といった感じでしょうか?

秋が別れの季節・・・ だとは、言いませんけど、

少し、ひんやりとした空気が、

そんな雰囲気を持っているように感じてしまいます。


この曲は、

出版されたのが、メンデルスゾーンの死後だそうです。

作曲された1837年に、

メンデルスゾーンは結婚したということです。

もしかしたら、本当に、

別れというもの(両想いか片想いかはわかりませんが)

があって、

そういう気持ちを音にしてみた?

なんて、

考えてしまいましたよ・・・


そういう思いがあるからこそ、

生きている間に、出版しなかったとか?


決別するために、

思いを断ち切るために、

曲を作った。

でも、

その思いは、誰かに言えるものではなく、

内に秘めていたものであって、

隠さないといけなかったとか?

 ( な~んてね。考え過ぎかしら? 


この曲は、

無言歌となっていますけど、

言葉のいらない曲・・・

誰も、この曲について、語る必要はない、

そういうメッセージも込めているような気もします。


もしよかったら、聴いてみてください。


↓ ダニエル・バレンボイムのピアノ演奏で(楽譜映像つき)
Mendelssohn, Albumblatt in E minor, op. 117 (1837)



↓ ダニエル・バレンボイムのMP3

Mendelssohn: Albumblatt (Lied ohne Worte) In E Minor, Op.117 - Allegro






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シューマン 『アルバムの綴り(Albumblätter)』 より 「子守歌(Wiegenliedchen)」 op.124-6

こんばんは。

今日は、子守歌をとりあげてみます。


ロベルト・シューマン の 

  『アルバムの綴り(Albumblätter)』 より 「子守歌(Wiegenliedchen)」 op.124-6


この曲は、

上の子が赤ん坊だったとき、よく聴かせました。

ゆったりとしていて、ゆらゆらとしていて、

子守歌らしいなあとは、

思うものの、

私は、好きになれませんでした・・・

この曲を、

Nicht schnell という指示のテンポで弾くと、

ちょっと寂しさが感じられ、

子守をしている母が一人っきりで頑張っているのを

慰めるような曲に聴こえてしまうのです。

だから、

あまりゆったりとしたテンポでの演奏は、

好きではないです。

私自身が、当時、

母子家庭に近い形での子育てでしたので、

きっとそう聴こえてしまったのですね・・・

子守歌って、

誰の立場で、歌われたか、

で、

違ってくるような気がします。

母親なのか、祖母なのか、子守役の人なのか、

父親なのか、それ以外の人なのか・・・


それにしても、

この曲が、

シューマンの「こもりうた」ということは、

知っていたものの、

その「こもりうた」が、

2曲あったとは、知らず、

今回、その違いが、気になってしまった私。


Wiegenlied の意味 は 子守歌。


この曲名の

Wiegenliedchen となると、

どうも、

小さな子守歌、かわいい子守歌という意味に

なるようですね・・・

  ( いくつかの、

    他の作曲家の曲名で、

    そうなっているものがあります。 )

ドイツ語では、

中性名詞に -chen と語尾につけると、

小さい、かわいらしい、という意味になるそうで・・・

愛らしい、親しい、という意味もあるそうで・・・


この、シューマンの『アルバムの綴り』には、

もう1曲、子守歌(Op.124-16) があります。

そちらは、

Schlummerlied となっています。

ドイツ語では、

Schlaflied 、 

Schlafliedchen 、 

Schlummerlied、

という言葉も、

子守歌なのだそうで・・・

Schlafy は、 sleep 、眠気、目を閉じる、

Schlummer は、 眠り、

という意味 のようで・・・

Wiege は、ゆりかご と 日本では訳されるものの、

どうも、

小型の左右に揺らすことのできる木製のベッドのようで・・・


日本語をはじめとする語学に堪能ではない私。(>_<)

ただ、単語の意味を調べてみたくらいでは、

私には、この2つの言葉の違いが、

いまいち、わかりません。
 
どうでもいいようなことですけど、

こういったささいな違いが、

妙に、気になって、調べてしまう私でした・・・ (>_<)


シューマンも、

なんらかの違いがあるから、

曲名を変えたのではないか?と

思ってしまったのです。

  ( えっ? 
    単に、2つの曲が同名であるから・・・と、
    分けただけかもしれないですって? )

まあ、

その違いが、理解できたら、

より深く、演奏できるようになるでしょうか・・・?


もう1曲の子守歌(Op.124-16 Schlummerlied)は、

この曲(Wiegenliedchen)とは違った、

優美さがあって、とっても甘い音で、

子ども(妻?)をいつくしむように感じられるので、

私は、何か、違いがあると思ったのですよね・・・


もしかしたら、

この2つの曲をつくられた間には、

時間がたっていて、

その子どもの時期によって、

もしくは、

結婚後の時期によって、

違いがあるのかもしれないですね・・・


と、思って、

調べてみたら、


この曲(Wiegenliedchen op.124-6 )は、

1843年の作。

この年、次女誕生。

2つ目の曲(Schlummerlied op.124-16 )は、

1841年の作。

この年、長女誕生。


となっていました。


曲集の順番 と 作曲された年の順番 は、

違っていますけど、

子どもが生まれたことで、作曲されたと、

考えても、いいかもしれません。


今回、紹介する曲(Wiegenliedchen)は、

次女誕生という時期?

と、考えたら、

もしかしたら、

奥様のクララが、とっても大変であった?

のかもしれませんね・・・


それを、

なんとな~く、

私は感じてしまったのかもしれません。


ゆらゆらとベッド(ゆりかご)が揺れることで、

この曲が流れることで、

赤ん坊には、

ぐっすりと、すやすやと眠ってほしい・・・

なんて、

強い気持ちもあったのかもしれません。

母親としては、

そういう気持ちがあると思います。

それが、

一日中、赤ん坊にゆっくりと時間をかけて、

ずっと、そばにいられないような事情でも

あったのであれば、なおさらのこと。

そんな妻の様子を見て、

もっと気持ちをゆったりとさせたい、

なんて、夫は思うでしょうか・・・?

こちらの子守歌は、

そういう意味もあったりして?


・・・、

なんて、考えすぎかもしれませんね・・・ 


私自身が、

上の子が赤ん坊の時、

この曲(Wiegenliedchen)を聴いていて、

しんどかったことで、こんな風に聴こえてしまうこの曲。

みなさんは、どのように聴こえるでしょうね?


もしよかったら、聴いてみてください。


↓ イェルク・デームスの演奏で
Jörg Demus plays Schumann Albumblätter Op.124 - 6. Wiegenliedchen

↓ デーネシュ・ヴァーリョンの演奏で
Schumann : Albumblätter opus 124 no 6

↓ シプリアン・カツァリスの全曲演奏で
   もしよかったら、
   2つのこもりうたを聴き比べをしてみてください。
* 申し訳ございません。シプリアン・カツァリスの演奏の動画は、
  観られなくなりました。 < 2015.8.23 >


  「Wiegenliedchen」 は、
  4分48秒ごろから7分11秒ごろまで
  「Schlummerlied」 は、
  18分23秒ごろから、21分33秒ごろまで

Schumann - Albumblätter, Op. 124 (Cyprien Katsaris)


↓ シプリアン・カツァリスのMP3
   MP3は、9曲目になります。

Cyprien Katsaris Archives, Vol.16 - Schumann II



↓ トビアス・コッホのピアノフォルテのMP3

Albumblatter, Op. 124: No. 6. Wiegenliedchen





(余談ですが・・・)


この曲は、

「ソナチネ アルバム 第2巻」(全音楽譜出版社)に

載っていました。

ソナチネを習っているとき、

ときどき、後ろのほうにある曲を弾いてみたりして、

息抜きに、楽しんだ(?)ものです。

ソナチネアルバムの後ろに載っている曲は、

有名なものが多いです。

しかも、

ピアノ曲ではない、編曲のものも多く、

のちに、

ピアノ曲が原曲ではなかったと知って、

驚いたものもあり・・・

子どものころって、

あんまり、考えて弾いていなかったのだわ・・・

だから、

「よく考えましょう」 というお言葉をいただくことが、

多かったのかしら?


・・・なんて、

最近、よく思うのでした・・・ (>_<)



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ベートーベン  ピアノソナタ第2番 第4楽章

こんにちは。

今日は、昔、好きだった曲をとりあげてみます。


ベートーベン  の ピアノソナタ第2番 Op.2-2 第4楽章


このピアノソナタ第2番は、

第1楽章も、好きですけど、

第4楽章は、

ベートーベンのソナタの中でも、

とても明るく、軽やかさがあり、

ベートーベンっぽくないところが面白く、

優美なアルペジオから始まるところが、

好きです。

聴いていても、心地よい音に聴こえ、

弾いていると、退屈しません。

でも、

そこが、難しくもあり、

初見のとき、

次々と、難題がやってくるような感じで、

わあ、大変だ~と、思ったものです。


ベートーベンのピアノソナタで発表会を・・・

と、自分で考えてみたとき、

この曲も候補にしていたのですけど、

発表会は、

フォルテで終わる曲のほうが、華やかでいいかな?

と思いましたし、

先生も、

この第4楽章は、あまりおすすめされなかったので、

他の曲にしました。

ソナタ第2番で考えるのであれば、

第1楽章のほうが、発表会向きでしょうか・・・?

 ( 発表会で第2番の演奏を聴いたことがないので、
   なんとも言えませんが。 )

第4楽章は、

技術的に、正確に弾くことができないと、

聴いている人が、

ものすごく、退屈に聴こえてしまうような怖さ、

ものすごく、下手に聴こえてしまうような怖さ

が、ありますね。

 ( もちろん、
   どんな曲でも言えることですけど・・・
   この第4楽章は、派手でもなく、インパクトもなく、、
   印象に残りにくい曲なので。 )

音がアンバランスで、

不安定な弾き方になってしまうと、

音が流れるようになりません・・・

この曲には、

先へ先へと音を進ませるものがあるので、

その流れが止まらないよう、

なめらかに美しく弾くには、

やっぱりテクニックが必要でしょう・・・

今、楽譜を見て、

当時、選ばなくてよかった・・・と思いましたもの。

当時のレベルでは、まだまだ・・・だったと。

むか~しは、

音を鳴らせたら、弾けた!

なんて、思っていましたけど、

なんとか仕上げたレベルの演奏って、

精いっぱい弾きました! となるだけで、

聴く人に、何も感動を与えないのですよね・・・

それがよくわかるようになっている今。

かなり成長したでしょうか・・・? 


もしよかったら、聴いてみてください。


↓ アンドラーシュ・シフの演奏で
Beethoven Piano Sonata No.2 in A major, Op.2/2 (4) by András Schiff

↓ マレイ・ペライアの演奏で
Beethoven: Sonata No. 2 in A major Op. 2 No. 2, - IV. Rondo. Grazioso

↓ アルフレッド・ブレンデルの第3・第4楽章の演奏で
   (第4楽章は、3分30秒ごろから)
Brendel plays Beethoven Piano Sonata No.2, Op.2 No.2 (2/2)

↓ エミール・ギレリスの全楽章演奏で
   (第4楽章は、18分06秒ごろから)
Beethoven - Gilels Piano Sonata No. 2

↓ ウラディーミル・アシュケナージの全楽章演奏で
   (第4楽章は、17分21秒ごろから)
ASHKENAZY, Beethoven Piano Sonata No.2 in A major, Op.2-2

↓ ヴィルヘルム・ケンプの全楽章演奏で
   (第4楽章は、15分51秒ごろから)
   CMつきです。
Beethoven Piano Sonata No. 2 in A major, Op. 2

↓ アルトゥル・シュナーベルの全楽章演奏で
   (第4楽章は、17分23秒ごろから)
Beethoven Piano Sonata No. 2 in A major op.2/2 - Schnabel


↓ マレイ・ペライアのCD

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第1・2・3番



↓ アルフレッド・ブレンデルのMP3
* こちらは、
    発売予定日 が 2014/9/11 となっております。

Piano Sonata No. 2 in A Major, Op. 2: IV. Rondo - Grazioso



↓ ヴィルヘルム・ケンプのMP3

Ludwig van Beethoven: Piano Sonata No.2 in A, Op.2 No.2 - 4. Rondo (Grazioso)






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シューマン アダージョとアレグロ(Adagio & Allegro) Op.70

こんばんは。


うちの子が吹奏楽部に入ってから、

テレビで、

その楽器、ホルンの音が聴こえてくると、

思わず、あっと、

二人で顔を合わせてしまうということが、

しばしばあります。

ドラマであれば、

結構、いい場面で流れていたり・・・

ホルンの音色って、

なかなかいいものだなあと、最近、感じています。


ということで、

ホルンの音色を楽しめる曲をとりあげてみますね。


ロベルト・シューマン の 

         アダージョとアレグロ Op.70



実は、この曲をまったく、知らなかったのですけど、

ホルンでいい曲はないか?と

子どもに言われるので、時々、探してみてますが、

いろいろと聴いた中でも、

聴きやすいかなと感じた曲です。


アダージョでは、

ゆったりとしたテンポで、

柔らかく、まろやかな、やさしい音で、

だんだんと眠くなってきます・・・

なかなか、心地よく眠れそうな感じです。

こちらは、夜向きの曲でしょうか?


アレグロでは、

対照的に、

力強く、勇ましい音に感じます。

でも、

高らかに響くわりに、

うるさく感じない音色なのですよね・・・

晴れやかな空のもと、

お日さまの光を浴びて、

ぼ~っとしていた頭が、すっきりとし、

さわやかな感じになってくるような気がします。

明るく、前向きな音といったら、いいでしょうか?

こちらは、朝向きの曲ですね・・・


心と体をしっかりと休めて、

また頑張ろうとしているようなこの曲。


あまりにも滅入り過ぎている時ではなく、

ちょっと疲れたかな?

ちょっと元気がなくなってきたかな?

という程度のときに、

聴いてみると、いいかもしれない・・・


もしよかったら、聴いてみてください。


↓ ラデク・バボラークのホルン演奏で
   アダージョは、最初から、3分55秒ごろまで 
   アレグロは、4分00秒ごろから最後まで
(CMつきです。)
Baborak plays Schumann Adagio & Allegro

↓ デニス・ブレインのホルン、
   ジェラルド・ムーアのピアノ演奏で。
   アダージョは、最初から、3分44秒ごろまで
   アレグロは、3分49秒ごろから最後まで
"Adagio et Allegro" - Robert Schumann


↓ デニス・ブレインのMP3
   MP3は、
   7曲目がアダージョ、8曲目がアレグロとなります。

The Artistry of Dennis Brain






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ブルーメンフェルト シュール・メール 練習曲 「海にて」 ( Sur mer. Etude) Op.14

こんにちは。

今回、かなりしんどかったのですけど、

割と早く立ち直ったというのか、

少し痛みが和らいできたら、

心に余裕ができたというのか、

落ち着いて、音楽が聴けるようになったので、

曲を紹介してみますね・・・


フェリックス・ブルーメンフェルト (ブルメンフェーリト、ブルメンフェリド) の

       シュール・メール 練習曲 「海にて」 ( Sur mer. Etude) Op.14



私は、こういう曲が大好きです。

音に強い意志が感じられる曲。

私は、こうだ! 

私は、これからこうするのだ!

といったような、決意を感じさせてくれる曲。

私自身をも、奮い立たせてくれ、

落ち込んだ気持ちを前へと向かわせてくれる曲。

たぶん、

私の場合、

ただ癒しとなるやさしい音ではなく、

前へ前へと進ませてくれるような力強さがある曲のほうが、

いい(向いている)のでしょう・・・

弾いていて、やる気が出てくる曲が、

そういう曲ばかり・・・

 ( ・・・男の人みたいかしら? )


曲名が、「海にて」

となるのですから、

海を前にして、

何かを考え、決心したのかもしれませんね。

荒々しい波を感じさせる音ですけど、

それに負けないと。

音を聴いていたら、

パールバック の 『The Big Wave』 ↓ を

つなみ THE BIG WAVE



思い出させてくれました・・・

私のつらさなんて、

この本に出てくるようなつらさとは

比べものにならないほど、

ちっぽけなものですけど、

それでも、

苦痛に感じてしまうが、情けなくもあります。

自分自身のつらさに、

いくつもの困難・障害が重なってくると、

それがだんだんと耐えがたくなってくるのですね。

そんな力のない私で、

なんとか頑張ろうともするのですけど、

体調が悪いと、

どうしようもなく、無力に感じ、

気力までも、出てこなくなってきます。

本当に、情けないですよ・・・


本に出てくるようなつらさを味わった人が、

前へと向かおうとする強さ・・・

それを思ったら、

いつまでも落ち込んでいても仕方がない、と

思えてきます。

少しでも動けるようになったのであれば、

少しでも痛みが和らいだのであれば、

前に向かって、生きていかないと・・・

そう思わせてくれたこの曲。


もしよかったら、聴いてみてください。


↓ ダニエル・ブルメンタールのピアノ演奏で
   ブルーメンフェルトの練習曲をいろいろ
    ( 16分58秒ごろから22分ごろまでが、 「Sur mer」)
Felix Blumenfeld complete Etudes (Blumenthal)


↓ ダニエル・ブルメンタールのMP3。
    「Sur mer」は、6曲目になります。

Blumenfeld: Piano Etudes (Complete)






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