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ボロディン (ブログ紹介した曲)

 アレクサンドル・ポルフィーリエヴィチ・ボロディン 
   Alexander Porfir'evich Borodin(1833~1887年年)[露]


<ピアノ曲>
 『小組曲(Petite Suite)』 より 「尼僧院にて(Au couvent)」

<室内楽曲>
 弦楽四重奏曲 第2番 より 第3楽章 「ノクターン」

<管弦楽曲>
 交響詩 「中央アジアの草原にて」

<オペラ>
 『イーゴリ公』より 「だったん人の踊り」


* これまで、このブログで紹介したボロディンの曲を

   とりあげてみました。



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パデレフスキ ノクターン Op.16-4

こんばんは。

今日も病院へ行き、かなり疲れている私です。

そんなときは、癒しの曲がいいかなと思い、選んでみました。


パデレフスキ の ノクターン Op.16-4


この曲は、

「作品集(ミセラネア) Miscellanea 」 Op.16 の

第4番目の曲になります。

  1 伝説 Legende
  2 メロディ Melodie
  3 主題と変奏 Theme varie
  4 夜想曲 Nocturne
  5 伝説 第2 Legende No.2
  6 楽興の時 un moment musical
  7 メヌエット Menuet


シンプルだけど、とてもやさしい音。

静かに、そっとそっと奏でられる音が、とても甘く、

夢見心地にさせてくれます。

いろいろなノクターンがありますけど、

この曲は、

聴いていて、安らぎを与えてくれるノクターン。

感傷的な感じはしないですし、

まるで子守歌のような、温かさを感じさせるこの曲は、

いつまでも、耳に残るようなものがあります。

繰り返し聴いていたら、本当に、眠れそう・・・

疲れたときに、いいかも。


もしよかったら、聴いてみてください。


↓ パデレフスキの自演で
Paderewski plays Paderewski Nocturne in B Flat Op. 16 No. 4

↓ 前半は、
  女性ピアニスト、ギオマール・ノヴァエスのピアノ演奏で
 ( 後半は、パデレフスキのピアノ演奏で)
1920 Guiomar Novaes Brazil Pianist vs 1911 Paderewski Nocturne in B Flat Maj Op 16.4

↓ ジョナサン・プロウライトのピアノ演奏で
Jonathan Plowright plays Paderewski Nocturne Op 16 No.4 (1888)

↓ アリシア・フィデルキエヴィチの演奏で
Alicja Fiderkiewicz plays I J Paderewski, Nocturne in B flat Major. op.16, No 4.

↓ スティーヴン・ハフのピアノ演奏で
Stephen Hough plays Paderewski Nocturne


↓ 佐藤勝重さんのCD
  いろいろな作曲家のノクターンの聴き比べができます。

ノクチュルヌ ~ピアノ音楽史を彩った夜想曲の系譜~



↓ パデレフスキの自演のMP3(5番目がノクターン)

Plays Paderewski and Liszt (Digitally Remastered)






関連記事

プーランク (ブログ紹介した曲)

  フランシス・ジャン・マルセル・プーランク  
     Francis Jean Marcel Poulenc(1899~1963年)[仏]


 ナゼルの夜(Les Soirées de Nazelles)

 メランコリー(Melancholie)

 愛の小径(Les chemins de l'amour)

 15の即興曲(15 Improvisations) 第15番 「エディット・ピアフ へのオマージュ(Hommage a Edith Piaf)」


* これまで、このブログでとりあげたプーランクの曲を
  
   とりあげてみました。




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ヴェチェイ 「悲しいワルツ(Valse Triste)」

おはようございます。


今、過去の記事の整理をしています。

カテゴリにいれていながら、

いまだ紹介していない作曲家があったと気づきました。

今日は、そんな作曲家の1曲を紹介してみます。


フランツ・フォン・ヴェチェイ の 「悲しいワルツ(Valse Triste)」


去年末、

なんとなく、憂鬱で暗い気分であったものだから、

こんな曲を聴いて、

その気分にどっぷりとつかるような感じでいました。


さて、この曲は、

ヴァイオリンの曲ですが、

ジョルジェ・シフラがピアノ用に編曲したものがあります。


ヴァイオリンの音色は、とても哀愁を感じさせてくれます。

楽しかった思い出を振り返りつつ、

声をあげて嘆き、寂しさを訴えているような感じがします。

今、一人でいる・・・

かつてが、幸せであったからこそ、今、とても悲しい。

そんな感じがしてきます。


ピアノのほうは、

リストが編曲したような技巧を凝らした曲で、

キラキラッとした華やかさを感じさせてくれるのですけど、

(それがワルツの華やかさであるのかな? 

 かつてのいい思い出を表しているのかもしれない。)

それがなお、かえって、悲しさを増してくれるような感じがあるのです。

最初はとてもゆったりと落ち着いているのですけど、

感情の揺れというのが、少しずつ出てきて、

徐々に、そして、一気にわあ~っと高まって、

感情を激しく出していくのですけど、

でも、それもね、

最後はあきらめなのか、

すべての終わりを受け入れ、悟ったのか、

とても静かに終わります。

それが、とっても悲しいのですよ。

泣けてきます。


ワルツって、本来は、明るく楽しいもの・・・

幸せを感じさせてくれるような踊りなのに、

嘆きを感じさせるものなのですねえ・・・

このリズムが、かえって、悲しみを増してくれるのでしょうか?


ヴァイオリンの音色もピアノの編曲版も、

どちらもいいなあと思える曲です。


もしよかったら、聴いてみてください。



↓ こちらは、原曲。
   アルテュール・グリュミオーのヴァイオリン演奏で 
Arthur Grumiaux - Vecsey - Valse Triste

↓ ヴェテェイの自演かもしれない・・・ヴァイオリン演奏で
Franz von Vecsey - Valse Triste (Vecsey)

↓ ジョルジュ・シフラ編曲をシフラの演奏で(CMつき)
Vecsey-Cziffra: Valse triste

↓ ジョルジュ・シフラ編曲で(楽譜が見られます。CMつき)
Cziffra's "Valse Triste" Transcription Audio + Sheet Music


↓ アルテュール・グリュミオーのMP3(ディスク1枚目22曲目)

Favourite Violin Encores (2 CDs)




↓ ジョルジュ・シフラのMP3(ディスク2枚目の1曲目)

The Early Columbia Records






ヨハン・シュトラウス1世 「ラデツキー行進曲」

こんにちは。


この曲を紹介するには、

いつがいいだろう・・・と聞いたら、

多くのクラシックファンは、

新年早々だと答えるのでしょうか?

今年の私は、

新年早々、これを聴く気分でもなかったのですけど、

紹介するなら、なんとな~く1月がいいかなと思い、

少し時期をずらしてみました。(喪中でしたので)


ヨハン・シュトラウス1世 の ラデツキー行進曲  op. 228


ウィーン・ニューイヤー・コンサート2014、

みなさんは、お聴きになられたのでしょうか?

毎年、この曲を最後に聴いて、

今年も始まった・・・

というようなような気分にさせてくれるこの曲。

観客と一緒に曲を仕上げる・・・という感じが私は好きです。

運動会で、この曲がよく使われますけど、

あのテンポが速い演奏より、

ゆったりとしたテンポの演奏のほうが、

格式高い感じがしてきて、好きです。

気分は、演奏会場にいるようになりますし・・・

運動会での音は、追い立てられるような感じがあって、嫌いです。

子どもの小学校では、

徒競走で、使われていました・・・

よ~いドン!ってとき、

ちょっと集中して音を聴いてしまったり?


同じ曲でも、

違った印象になるのが、不思議です。


さて、

よかったら、こちらを見てください。


この曲には、歌があるのですね。

 ↓ ウィーン少年合唱団の歌声です
  ( 途中まで、日本語歌詞つきです。)
 Wiener Sängerknaben - Radetzky March

よく歌詞を見ていると、

少年が歌う歌詞ではないような・・・?


元は、

北イタリアの独立運動を鎮圧したヨーゼフ・ラデツキー将軍を称えて

作曲されたそうですから、

兵士(男)の気持ちが、

出ていてもおかしくないのかもしれませんが、

女として、これについて、

なんとも・・・言えません。(~_~;)?


この歌を聴いて、

ウィーンの男性って、

こんな人なの?

と、思い込んではいけないでしょうけど。

この歌詞を知ってしまうと、

ニューイヤー・コンサートの最後を飾るこの曲が、

別のイメージになってしまいそうですよ。

まあ、知らないで、

ただ明るい気分になってくるこの曲を楽しむ・・・

それが、いいのかもしれませんね。



もしよかったら、聴いてみてください。

すべてウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で


↓ ヘルベルト・フォン・カラヤンの指揮で(CMつき)
【Karajan】 Johann Strauss I : Radetzky March(Marsch) 【VPO:1987】

↓ ズービン・メータの指揮で(CMつき)
2007 ♪ラデツキー行進曲♪ Zubin Mehta

↓ 小澤征爾さんの指揮で
Radetzky March, Seiji Ozawa

↓ ウィーン・ニューイヤー・コンサートの創始者である
   クレメンス・クラウスの指揮で
RADETZKY MARCH KRAUSS

↓ こちらは、2014年のもの。
  ダニエル・バレンボイムの指揮で
Vienna New Year's Concert 2014 - Johann Strauss I: Radetzky March

余談ですが、

この曲は、指揮が必要か、必要でないか・・・?と考えてしまいます。

↓ 今年のニューイヤー・コンサートの
  CD、MP3(22曲目になります)

ニューイヤー・コンサート2014






タレガ(タルレガ) (ブログ紹介した曲)

  フランシスコ・タレガ(タルレガ)  
      Francisco Tárrega(1852~1909年)[スペイン]


 ラグリマ(涙) Lagrima

 マリエッタ(マリエータ) Marieta

 アルハンブラの思い出 Recuerdos de la Alhambra


* これまで、このブログで紹介したタレガの曲を

   とりあげてみました。



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ピアノの通信教育?

こんにちは。

いつもご訪問してくださり、ありがとうございます。(^_^)


今日、2つ目の記事です。

またも、つぶやいてみます・・・


先日、こういう広告を目にしました。

「30日でピアノをマスターする教本」という通信講座。


いろんな通信教育の教材がありますけど、

ピアノもかあ~、と、ちょっと驚きました。

みなさんは、とっくにご存じでした?

私だけ、知らなかったのかな・・・? (~_~;)

かなり前から、こういうものがあるようですね・・・


以前、

「ピアノを習うにあたって」 という記事を書きましたが、

ピアノは、独学ではいい演奏ができないこと、

独学で覚えると、

どこかで行き詰まり、かえって時間がかるということを、

私自身が身に染みて感じていることなので、

上手な演奏をしたい方には、

独学をしないことをおすすめします。


私は、運が悪く?、

小さいころ、

耳で音を聴くと、音を鳴らせることができたので、

誰かしらの友達の演奏を聴いては、家のオルガンで弾いていて、

そのいいかげんな指使いのくせが、なかなか直らず、

かなり苦労しました。

いい音を出したいのであれば、

ピアノの先生に指導していただくのが、一番だと

思っています。


でも・・・


こっそりと練習して、

誰かをあっと言わせたいとか、

なんらかの問題があって、家から出ることができないとか、

いろいろな事情がある場合もあるのかもしれませんね・・・

需要があるから、こういった講座があるわけですものね・・・


子どもを見ていて、

通信教育が向いているタイプと、そうでないタイプがある?

なんて、思うのです。


我が家は、

上の子が、向いているタイプで、

下の子が、向いていないタイプ。

同じきょうだいでも、ずいぶん違うものだなあと思っています。


ピアノは、

コツコツ・・・と、毎日続けられる人、音楽が好きな人。

そういうタイプでないと、向いていないように感じています。


そうでない人は、習いに行っても、いずれはやめてしまいます。

ピアノに限らず、

何かをするには、コツコツと・・・というのが大事かもしれませんね。

通信教育の場合、

買ったことで、満足してしまい、

結局、途中で断念する方もいらっしゃるのではないかしら?

(うちの下の子、

 90点以上がとれるという、

 某通信教育のテキストを、山積みのまま、やめてしまいましたよ。)


手っ取り早く、うまくなろう・・・

と考える人は、

きっと何をしても、同じように、やっているのでしょう。

なんとなく、途中でやめてしまうような気がします。

通信教育でも、

次々と課題をこなしていかなくてはいけないわけですし、

それが面倒だなあと思ったとき、やめてしまうことになるでしょう。


ピアノの場合、

毎日の積み重ねが大事で、

練習をさぼれば、

後で、その日数分だけの練習をしないと、

元のようにならない・・・

ピアノに限らず、

体を使うスポーツとかでも、同様で、

うまくならないのではないかしら?


楽をして、ピアノがうまくなる?

そんなことができたら、苦労しないわあ~。


とはいえ、私も

30日で、リストの超絶技巧演習曲が楽に弾けるようになる、

というのがあったら、試してみたいです・・・

是非、そんな教材を作ってほしい・・・

どうせなら、

すでに、ある程度弾ける人を対象とした

「さらにレベルアップしましょう~」と、うたった

ピアノ講座を作ってほしい・・・



ピアノを弾けるようになりたい!


通信講座があるということは、

世の中には、そう思っていらっしゃる方が多いのですね・・・

でしたら、

ぜひ、お近くのピアノ教室に通って、習ってみてください。


誰かに音を聴いていただくこと、

それも、とても大事なことだと思います。

自分で、自分の音を注意して、聴けるようになります。


指を動かすことだけではなく、

「自分の耳で、音を聴く」ことは、とても大事です。

それが、上達への、一番の近道かもしれません・・・



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平吉毅州  踏まれた猫の逆襲

こんばんは、

今日は、先日紹介した平吉毅州さんの曲で、

同じくピアノ曲集『虹のリズム』から、1曲紹介しますね。

(せっかくなので、ついでに・・・)


平吉 毅州さん の 「踏まれた猫の逆襲」


この曲の元となったのが、

よく知られている、「ねこふんじゃった」の曲です。

「ねこふんじゃった」だけは、弾ける・・・

といわれる方もいらっしゃることでしょう。

私も、保育園にいるお友達が弾いているのを見て、

見よう見まねで、

初めて、オルガンを弾いてみようと思ったのが、

「ねこふんじゃった」でした。


黒鍵を使い、とても弾きやすく、

園児どうしで、速さを競い合ったり、片手で弾いたり、

別のメロディーをつけて、弾いてみたりと、

いろいろと遊んだものです。

後ろ向き・・・もやりました。

そんな親しみのある曲から、

踏まれてしまった猫の立場で作られたのが、今回紹介する曲。

踏んだ子どもに仕返しを・・・

なんてね、

面白い発想ですね。


最初の部分が、

「(さあ、)やったるぞ、やったるぞ!」と

猫が、意気込んでいるように聴こえてくるのが、また面白いです。

あ、この「やったるぞ」という言葉、

私がつけたのではありません。

当時の先生が、

「今日こそはやってやるぞ!」と

密かにもくろんでいた仕返しを

今日こそは・・・

と、子どもの隙をみはからって、やってやる、

と、そんなイメージで、とおっしゃっていたような記憶があります。

先生にそう言われると、そう聞こえてしまうのですね・・・


猫って、獲物をしとめようとするとき、

結構な時間をかけて、

じわり、じわりと身をひそめて近づいていき、

その時が来た!と思ったら、とびかかる?

そんな動きをしますね。

あのときの、全身、ぺったんこになった姿。

思わず、プッと吹きだしそうになるのですけど、

(かわいくて、かわいくて・・・)

猫は、真剣そのもので、

笑うと大変失礼なので、私も密かに見守ってました。

でも、なかなかうまくいかなかったようで・・・


さあ、

この曲では、

果たして、猫は、逆襲することはできたでしょうか・・・?

曲の最後まで聴くと、成功したかどうか、わかりますか?

猫の気持ちが、つたわってくるこの曲。

私は、好きです。


この曲、発表会、コンクールで弾くお子さんは、

速めのテンポで弾かれることが、多いですね、

速いテンポで、さらっと弾かれる。

私は、どちらかというと、

指示されているテンポ(2分音符 76~104)の中でも、

遅めのほうが、好きです。

その方が、猫の気持ちが伝わってきますから・・・

あまりに速く弾きすぎると、

猫が狙っている様子とかが、目に浮かんでこないのです。


なぜかね・・・

保育園で、競い合った、

「ねこふんじゃった」の速さ比べみたいに聴こえてしまうのですよ。

私だけでしょうか・・・?

でも、

多くのお子さんは、かなりテンポが速いです。

さらっと弾いて、「はい、おしまい」って感じ。


うちの子の場合、

先生は、私と同様な考えであったのか、遅めに指示されていました。

先生次第・・・

ということでしょうか?

技術の正確さを全面に出して、曲を仕上げるのと、

猫の動き、気持ちが伝わるようにして、曲を仕上げるのでは、

テンポが違ってくるのかもしれませんね。

(両方があるといいのですけど・・・)



↓ もしよかったら、聴いてみてください。

平吉 毅州/虹のリズム 8.踏まれた猫の逆襲/演奏:松本 あすか


余談ですけど、

「ねこふんじゃった」は、ピアニスト小原孝さんが、

いろいろとアレンジをして、弾いていらっしゃいました。

昔、一度だけ、聴いたことがあるのですけど、

ピアノって、簡単な曲でも、

こんな風に楽しめるものなんだなと、

こんな風に聴く人を楽しませることができるものなんだと、

思ったものです。

残念ながら、小原さんの演奏は見つからなかったので、

紹介できず、残念です。

虹のリズム/平吉毅州



↓ 小原孝さんのCD

ねこふんじゃったスペシャル



この曲の楽譜は、 こちら になります。



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平吉 毅州  真夜中の火祭

こんばんは。

昨日・今日あたりは、

日本のどこかでどんど焼きが行われていたのかもしれませんね。

だからなのかわかりませんが、

ふと、あるメロディーが頭の中で流れてきたので、紹介しますね。


平吉 毅州(たけくに)さん の  真夜中の火祭


これは、作曲家の平吉さんが子どものために作られた曲の中でも、

とてもよく知られている曲ではないかと思います。

子どもの発表会でも、よく弾かれる曲です。


むか~し・昔、ピアノの先生に、

息抜きに、(平吉さんの曲をいくつか)弾いてみますか?と

言われた曲でもあります。


この独特なリズム。

パッと楽譜を見て、簡単そうに見えますけど、

リズムは難しいです。

この曲は、聴いていると、

とても力強そうな曲に聴こえますけど、

全体にそれほど音は強くないです。

だから、

乱暴に弾いてしまわないよう、腕の力を抜いて弾く・・・かな?

この曲は、

普段、運動をあまりしない人は弾くと、

ぎこちない音になりそうな気がします。

特に、

大人になってから、ピアノを始められた方が弾かれる場合、

体全体で、この曲のリズムをとらえて、

生き生きとした感じで弾くには、

まず、全身をほぐして、柔らかくしてから弾く

と、いいかもしれません・・・


そういった意味で、子ども向きの曲だなあと思います。

小さな子どもほど、さらっと弾いてますから。

小学3年生くらいまでに、弾かれるといいかも・・・

( 楽に弾けるのではないかと思います。)

特に女の子は、10歳過ぎてくると、

運動しないタイプは、ほとんど運動をしませんからねえ・・・

なんとなく、

子どもの発表会で聴いていて、そう感じます。

(そう感じるのは、私だけかしら?)


この曲は、

テヌート、スタッカート、アクセントの違いを理解していますか?

と問いかけているかのよう・・・

(子どもにその違いをわからせる曲でもあったのでしょうか?)

弾いていると、

スタッカートが多く、リズムが軽快で、

前へ前へと進ませるようなものがあるのですけど、

テヌートが、そうさせないような役割をしているというのか、

気持ちが熱くなって夢中になってくるところを、

冷静にさせるような役割があるというのか・・・

面白いです。


この曲は、

火が燃える様子。それが、想像できるところがいいです。


昔は、家の庭で、

落ち葉や枯れ木などをよく燃やしました。

(ちょっと懐かしい・・・)
 
火は、激しく燃えたり、少し弱まったり、

その時の吹く風で、燃えるさまが違って見えます。

火の勢いが少し弱まった・・・

なんて、思っていると、

急にバチバチと激しくなったり・・・

油断していると、怖いです。

 ( 火を消したから大丈夫・・・と思っていたら、

   また燃え出した・・・なんてこと、よくありました、

   まだ生きている?

   なんてね。 

   火は、生きているように見えましたよ。

   残念ながら今はもう、燃やすことができなくなりましたが。

   そんな「生」を感じさせる火。

   この曲は、

   そんなものをイメージして作られたのかもしれませんね。)


この曲が、途中ピアニッシモになるところは、

そんなところなのかな?

なんて、思って弾いてました。


私が子どものころは、

そういう火を眺めることが日常でよくあって、

なんとなく、火を想像できますが、

今の子どもは、火を見る機会もほとんどなく、

( 家庭でもガスの炎を見ることもないようで・・・)

気の毒だなあと思います。

どんど焼きとか、機会があれば、

火の燃える様子をじっくりと観察する経験があるといいかもしれませんね。

怖い、と感じるほどのものを見るということは、

なかなかないですから・・・


もしよかったら、聴いてみてください。


平吉 毅州/虹のリズム 24.真夜中の火祭/演奏:松本 あすか


↓ 平吉 毅州さんのピアノ曲集『虹のリズム』のCD

虹のリズム/平吉毅州




この曲の楽譜は、 こちら になります。



関連記事

ゲーゼ 「タンゴ・ジェラシー」

こんばんは。

昨日に続き、今日も、「タンゴ」を紹介してみますね。


ヤコブ・ゲーゼ の タンゴ・ジェラシー


タンゴというと、

この曲のような熱いイメージが、私の中にあります。

社交ダンスを習っていた時、

タンゴのメリハリのあるリズム・動きが、とても好きでした。


タンゴといえば、

私の場合、「ラ・クンパルシータ」が真っ先に思い浮かびますけど、

今回は、

アルゼンチン・タンゴではなく、

コンチネンタル・タンゴ(大陸、ヨーロッパのタンゴ)、

デンマークの作曲家のタンゴを取り上げることにしてみました。


ヤコブ・ゲーゼの「タンゴ・ジェラシー」。

私には、

現在、演奏されているもの(私がよく耳にする演奏)と、

作曲された当初の演奏では、

少し違って聴こえてきました。
 
 (後で、下 ↓ のYou-Tubeの動画をご覧ください。) 


今は、アルゼンチン・タンゴの色合いが強くなってきていますか?

 (私だけが、そう聴こえるのかもしれませんが・・・)

社交ダンスのタンゴと、アルゼンチンタンゴの違いというのかな?

うまく言えませんが、どこか違うものあるのです。

より、情熱的なのが、アルゼンチンタンゴであり、

リズムも、より、めりはりがあると言ったらいいでしょうか・・・?

より、強いものがあると言ったらいいでしょうか・・・?

今から、数十年ほど前だったか?

アルゼンチンタンゴが流行ったときは、

社交ダンスのタンゴとの踊りの違いを強く感じたものです。


今回紹介する

デンマークの作曲家であるヤコブ・ゲーゼのタンゴと

昨日紹介したフランス人のエリック・サティの 

『 スポーツと気晴らし』のタンゴ

比べてみると、

サティのタンゴが、かなり異質な曲であると、感じます。

(この2曲の作曲された年代は、10年ほどしか違わないのですから。)

絵に合わせた曲、

というよりも、

絵から受けた強い印象を音にしたのかもしれませんね…


もしよかったら、

昨日紹介した曲( こちらの記事 からお聴きください)と

比較して聴いてみてくださいね。


↓ こちらは、
  「タンゴ・ジェラシー」が初めて演奏された年の演奏のようです。
  レオ・レイズマン レイトマン楽団の演奏で(CMつきです)
Jalousie - Leo Reisman 's Orch., 1925

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

↓ プラシド・ドミンゴの歌声で(CMつきです)
Plácido Domingo - Jealousy Tango

↓ ミュージカル映画
   『錨を上げて』のキャスリン・グレイソンの歌声で(映像つき)
Jealousy - Kathryn Grayson - Jakob Gade composer

↓ カティカ・イレイニのヴァイオリン演奏で
Jealousy Tango

↓ アルフレッド・ハウゼ楽団の演奏で
ジェラシー JALOUSIE アルフレッド・ハウゼ楽団


↓ マランド楽団のMP3

Jealousy (Tango)



↓ プラシド・ドミンゴのMP3

Jealousy Tango



↓ フランス・ラスムッセン指揮、センデリュラン交響楽団の  
   「北欧の名曲集」のMP3(8曲目になります)

Nordic Favourites






サティ 『スポーツと気晴らし(Sports et Divertissements )』より第16曲 タンゴ(Le Tango)

こんにちは。

今日は、ちょっと悲しく感じてくる曲を紹介してみます。


エリック・サティ の

     『スポーツと気晴らし(Sports et Divertissements )』より 

                第16曲目 タンゴ(Le Tango)



この『スポーツと気晴らし』は、以下のように構成されています。

 序曲:「食欲をそそらないコラール」"Preface(Choral inappetissant)"
 第1曲:「ブランコ」 "La balancoire"
 第2曲:「狩」 "La balancoire"
 第3曲:「イタリア喜劇」"La comedie italienne"
 第4曲:「花嫁の目覚め」 "La reviel de la mariee"
 第5曲:「目隠し鬼」 "Colin-maillard"
 第6曲:「魚釣り」 "La peche"
 第7曲:「ヨット遊び」 "Le yachting"
 第8曲:「海水浴」 "Le bain de mer"
 第9曲:「カーニバル」 "La carnival"
 第10曲:「ゴルフ」"Le golf"
 第11曲:「蛸」 "La pieuvre"
 第12曲:「競馬」 "Les courses"
 第13曲:「陣取り遊び」 "Les quatre-coins"
 第14曲:「ピクニック」 "Le pique-nique"
 第15曲:「ウォーター・シュート」 "La water-chute"
 第16曲:「タンゴ」(永遠に終わらない曲) "Le tango Perpétuel"
 第17曲:「そり」 "Le traineau"
 第18曲:「いちゃつき」 "Le flirt"
 第19曲:「花火」"Le feu d'artifice"
 第20曲:「テニス」"Le tennis"

全21曲からなる小曲集の第16曲目が、今回紹介する曲になります。



シャルル・マルタンの描いた風俗画集に、

サティが、

1曲ずつ短いピアノ曲を添えるために作曲した曲集だそうです。


この「タンゴ」の曲は、悪魔の好んでいる曲で、

悪魔が、心を冷たくするために、

(彼の、妻、娘、使用人、すべてみなも同じように)

永遠に続くタンゴを踊る様子となっているそうですが・・・

シャルル・マルタンの絵から、悪魔を想像できるかというと、

私は、想像できないですねえ・・・


この左手のハバネラのリズム。

その上にタンゴですからねえ・・・

これらは、どちらかというと、

私の中では、情熱的なイメージであるので、

この曲で、サティの表現しようとしている「悪魔の冷たさ」には、

違和感を感じます。

でも、

この繰り返し続く、しつこさは、悪魔的なのでしょうか?

ピアニッシモという小さなの音で、

ひそやかに、いつまでも、いつまでも続けることで、

だんだんと、心が冷えてくるのかもしれない。


情熱と孤独。


これは、表裏一体のような感じもしてきます。

本来、情熱的なタンゴ・ハバネラのイメージ(私のイメージですけど)は、

実は、孤独であって、

熱くなっているものには、

その熱さ分だけの孤独を、自分の中に感じるのかもしれない。


楽しそうに踊っているようにも見えるタンゴの絵。

(↓ こちらが、曲の元となったシャルル・マルタンの絵です。
   ちなみに、こちらは、この曲集の楽譜の表紙です。 )

Twenty Short Pieces for Piano (Sports et Divertissements) (Dover Music for Piano)



その絵の中で、楽しそうに男女が踊れば踊るほど、

そして、

悪魔が、踊れば踊るほど、

だんだんとその踊っている人たちは、

心が同じように冷え切ってくるのでしょうか?

(よく恋愛では、

 早く熱くなってしまうと、早く冷めてしまうと言いますか?)


そんな風に考えると、

サティは、ものすごく冷めた目で見て、

この曲を作曲したような感じがしてきます。


冷え切った心をより冷えさせるよう、

自分自身が好んで、

繰り返し、演奏(ダンス)をしたのでしょうか???


・・・? ちょっと違うような気もしますね。


「ピアニッシモ」で、という指示は、

もしかしたら、

一人、ひそかに踊る・・・

誰にも気づかれないように・・・

そんな意味もあるような気がします。


最初に、とてもアンニュイな感じでと指示されています。

このタンゴは、物憂いの感じなわけです。

決して、嬉しい踊りではない。


彼の心は、

とっても寂しく、つらいものであったのかもしれない。

誰かの楽しそうな踊る姿は、

 ( 正確に言うと、カップルの踊る姿は、)

彼の心を悪魔にさせるようなものがあり、

その曲(タンゴ)を聴けば聴くほど、

そして、

一人で、ひそかに踊れば踊るほど、

より心が冷たくなっていく。

そうとらえたのかもしれませんね・・・

(なんか、同情したくなってきます・・・)


でもね、

このハバネラのリズム。

タンゴを踊っているさまを見て、

実は、自分自身も誰かと踊りたい!

そんな、とても情熱的なものを持っているような気がするのです。


でも、

それができない。


だから、

ピアニッシモ・・・、密かに一人で踊る・・・

誰にも気づかれないように。


踊れば踊るほど、心は冷えてくるのです。

情熱があればあるほど、

その望みが叶えられないことが強く感じられることで、

ものすごく孤独を感じ、心が冷えてくるのです・・・

そして、冷えてくると、

だんだんと悪魔のような心?

そんな気持ちにもなってくるのかもしれません。

(・・・なんか、

 作曲家に同情してしまいます。

 自分が幸せそうな姿は、誰かを悲しませることにもなる?

 その誰かの強い望みが叶えられていないと、そうなってしまう。

 それは、とても悲しいですね・・・ )


私なりに解釈してみましたが、

本当は、どうなのかは、知りませんので・・・

いつも、好きに書かせていただいております。


もしよかったら、聴いてみてください。


↓ この曲の楽譜の映像つきで。(CMつきです。)
Erik Satie Le Tango ( Sports et Divertissements )

↓ クラーラ・ケルメンディのピアノ演奏で
Erik Satie, 'Le Tango' (from 'Sports et divertissments')


↓ パスカル・ロジェのMP3

Erik Satie: Sports et Divertissements - Le Tango



↓ ジャン=マルク・ルイサダのCD

サティ:ヴェクサシオン






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バーバー ノクターン Op.33 (ジョン・フィールドを讃えて)

こんにちは。

今日は、一味変わった夜想曲を紹介しますね。


サミュエル・バーバー の 

       ノクターン Op. 33 (ジョン・フィールドを讃えて)



この曲、全音ピアノピース集の中にもありますが、

思わず、

全音ピアノピースも、

私が子どものころの曲と比べ、

ずいぶん傾向が変わってきたものだなあ・・・と

感じさせてくれた1曲だと思います。

( 私が子どものころは、300曲もなかったのですけど、

  だんだんと、マニアックな曲になっていているような・・・?)


夢想的で、物憂い感じのする夜というイメージ・・・でしょうか?


夜空を見上げたとき、

ぼんやりとして、くっきりと見えない月があると、

なんとな~く、気分が晴れず、嬉しくないのですけど、

さらに、

空全体が、あつい雲で覆われて、

どんよりとした重々しい暗い空のとき、

とても嫌な気分になってきます。


なぜか、この曲は、

そんな気分にさせてくれるものがありますが、

さらに憂鬱にさせてくれるのです。


どこかに間違った場所へ迷いこんでしまい、

抜け出したいのだけど、

なかなか抜け出せなくて、どうしよう・・・

という感じにさせてくれます。

とても美しい場所であるかもしれない。

でも、

その美しい場所は、

とても冷たい空気が流れていて、

私がいるべき場所ではなく、居たい場所でもない・・・

なんとなく、違和感がある曲です。


フィールドによって始められた、ノクターン(夜想曲)。

これまでに、

いろいろな作曲家のノクターンを取り上げてきましたが、

どこか、それらのノクターンとは、違ったものが感じられるのです。

  もしよかったら、 こちら の記事で、

  これまで、このブログでとりあげてきたノクターン(夜想曲)を

  聴き比べてみてください。

  作曲家の生年月日順に、並べてありますので、

  最初の記事から聴いてみると面白いかもしれません。



今日、紹介する、バーバーのピアノ曲のノクターン。

 (バーバーには、他にも、歌曲の「ノクターン」があります。)

よかったら、聴いてみてください。 


↓ ジョン・ブラウニングのピアノ演奏で
Samuel Barber, Nocturne "Hommage to John Field" - John Browning

↓ リリア・ボヤディエヴァのピアノ演奏で
Samuel Barber Nocturne Op. 33 by Lilia Boyadjieva


↓ ジョン・ブラウニングのMP3(6曲目になります。)

Samuel Barber: The Complete Piano Music



↓ ダニエル・ポーラックの
   CDまたは、MP3(9曲目になります。)

Complete Published Solo Piano Music






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ドビュッシー (ブログ紹介した曲)

   クロード・アシル・ドビュッシー   
      Claude Achille Debussy(1862~1918年)[仏]



<曲>

 美しき夕暮れ (Beau Soir )

 『小組曲』(Petite suite)より 第1曲 「小舟にて(En Bateau)」

 「2つのアラベスク」より 第1番 (Arabesques)

 夢想 (Rêverie)

 バラード (Ballade)

 『ベルガマスク組曲』 より 前奏曲  (Prélude)
 『ベルガマスク組曲』 より 月の光 (Clair de Lune)
 『ベルガマスク組曲』 より パスピエ(Passepied)

 『版画 (Estampes) 』 より 塔 (Estampes)
 『版画 (Estampes) 』 より グラナダの夕暮れ (La Soirée dans Grenade )

 『子どもの領分 (Children's Corner)』より 人形へのセレナーデ (Serenade of the Doll)
 『子どもの領分 (Children's Corner)』より 「ゴリウォーグのケークウォーク (Golliwog's cakewalk)」

 『前奏曲集第1巻(Préludes』より 第6曲「雪の上の足跡 (Des Pas Sur La Niege)」
 『前奏曲集第1巻(Préludes)』より 第10曲「沈める寺 (La cathédrale engloutie)」

 小さな黒人(Le petit Negre)

 レントより遅く (La plus que lente)

 シランクス (Syrinx)


<思うこと>

 ドビュッシーのピアノ曲から思うこと
 ドビュッシーのピアノ曲の難しさ


* これまで、このブログで紹介してきた

   ドビュッシーの曲をとりあげてみました。



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グリーグ (ブログ紹介した曲)

    エドヴァルド・ハーゲルップ・グリーグ   
       Edvard Hagerup Grieg(1843~1907年)[ノルウェー]


<ピアノ独奏曲>

 抒情小曲集第1集より Op.12 No.1 アリエッタ(Arietta)
 抒情小曲集第2集より Op.38 No.1 子守歌(Vuggevise)
 抒情小曲集第3集より Op.43 No.1 蝶々(Sommerfugl)
 抒情小曲集第3集より Op.43 No.5 Erotik
 抒情小曲集第3集より Op.43 No.6 春に寄す(Til foraret)
 抒情小曲集第5集より Op.54 No.4 ノクターン(Notturno)
 抒情小曲集第6集より Op.57 No.3 幻影 ( Illusion )
 抒情小曲集第10集より Op.71 No.1 昔々 (Der var engang)
 抒情小曲集第10集より Op.71 No.4 森の静けさ(Skovstilhed)
<組曲>

 『ペールギュント』第1組曲 Op.46 第1曲 「朝」
 『ペールギュント』第1組曲 Op.46 第2曲 「オーゼの死」
 『ペールギュント』第2組曲 Op.55 第4曲 「ソルヴェーグの歌」
 「オーゼの死」から、グリーグについて思ったこと


<歌曲> 

 君を愛す ( Jeg elsker Dig ) Op.5 No.3


<管弦楽曲>

 演奏会用序曲「秋に」Op.11

<弦楽合奏曲>

 『2つの悲しき旋律』より「春(Våren ,Last Spring) 」 Op.34 No.2 


* これまで、このブログで紹介してきたグリーグの曲を

  とりあげてみました。



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ヴァヴィロフ カッチーニのアヴェ・マリア その2

こんにちは。

いつもご訪問してくださり、ありがとうございます。(*^_^*)


昨日から、ある曲が頭の中で流れているので、それを紹介しますね。


吉松隆さん編曲 3つの聖歌より カッチーニのアヴェ・マリア


以前、このブログで、

「カッチーニ アヴェ・マリア」 という記事でも

取り上げた曲です。

今回紹介するのは、大河ドラマ「平清盛」でBGMに使われていました。


時々、

人生って、なんだろう?

と、考えます。

そして、そう考えれば考えるほど、

だんだんと、むなしく感じてきます。


人生、いいときもあれば、悪いときもある。


私の場合、どちらかと言えば、後者が多いのでしょう。

ただ、ただ、平和だなあと感じられるような日々を過ごしていたら、

こんな風に考えることもないのでしょうけど、

過去を振り返って、

この20年ほどの間、

そんな風にゆったりと構えて、生きてこられなかった。

そんな日々を暮らしていたら、

悪いことばかりで、嫌になってきますね。

まあ、悪いことよりも、いいことに目を向けて、生きる。

そうすることで、

なんとでもないよ、と思うことで、

乗り切ってこられたのでしょう。


でも、それで、何かがあったりすると、

今度は、一気に急降下するように、

突き落されるような感じになってしまいます。

そのたびに、

生きることって、なんてつらいことだろうと感じ、逃げ出したくなります。


でも、逃げない。


そう誓ってから、30年経ちますか?

人は、いつだって、命を絶つことはできる。

人は、いつだって、死がやってくる可能性はある。

だからこそ、

その命は、大切にしなくてはいけない・・・

そう思うのです。

だから、どんなにつらくても、生きる。


今日、紹介する曲。


これを演奏する舘野泉さんの音には、

「生きる」ことへの、思いが込められているような感じがするのです。

軽い言葉で、「生きよう」「頑張ろう」なんて、言える人の音ではない。

辛い思いをしている人にとって、

簡単にそう言える人の言葉は、反発したくなるものがあります。

「何もわかっていないくせに!」

そう感じさせるものがあります。

でも、

舘野さんの音は、

辛い思いをしている人にそっと寄り添うような感じがあるのです。

同じように苦しさを知っているからこそ、

その苦しさと同じだけの「やさしさ」が感じられるのです。


今、その音を聴いていると、

慰められるような気がするのです・・・


涙で、つらい気持ちを流してくれますか?

そして、

また一歩、歩いてみようという気持ちになってきますか?

なかなか、難しいけれど、

少しずつ、心が、先へ進んでいけたらいいですね・・・


もしよかったら、聴いてみてください。

↓ 舘野泉さんのピアノ演奏で
舘野泉 3つの聖歌~カッチーニ/アヴェ・マリア~


↓ この曲のMP3(21曲目になります。)

舘野泉×吉松隆






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プロコフィエフ 4つの小品 Op.4

こんにちは。

今年最初に紹介する曲になります。


この曲を最初に取り上げると、

私という人間は一体どんな人であるか?と

人間性を問われてしまうような気がしますが・・・


セルゲイ・プロコフィエフ の 4つの小品 Op.4


この曲集は、以下のように構成されています。

 1 思い出   Reminiscences
 2 衝動    Elan
 3 絶望    Desespoir
 4 悪魔的暗示 Suggestion diabolique

4曲目の「悪魔的暗示」が有名でしょうか・・・?

私は、この4曲目が一番好きです。

面白い!と思います。

体力があれば、今、弾いてみたい曲です。


この小品を最初から聴いていると、

この作曲家は、一体どんな人であるのか?

普通の感覚の持ち主ではない、凡人ではないと思えてきます・・・


若い時期に作曲されたそうなのですけど、

若い時期であるからこそ、こういった音になるのかな?とも思えてきます・・・

周りの人と、見え方・考え方、感じ方など・・・

いろいろと違っている人であれば、

 しかも、

 簡単にできてしまうようなとても優秀なタイプであれば、なおのこと、

思春期から青年期に向かう時期に

何もがつまらなくも感じ、ひどく冷めてしまいます。

周りがよく見え、より冷静な鋭い目で見てしまう・・・

この曲は、そんな時期の曲なんだろうなあ・・・という感じがしてくるのです。


他の人とは「違う」ということ。

これって本当に、感じれば感じるほど、むなしくなってきます。

自分という人間が孤立して見えてきます。

それを自覚し、

その、周りとは変わった自分を強調するかのように、

音にも、そういった面を表そうとしているかのように思えてきます。

これでもか、というくらいにね。

普通の人に、

「わかるか? この気持ち。」

と、わかってほしいと訴えるのとは違って、

「わかるわけないなあ。 」

と、またも、冷めた感じで、いたりして?

私は相当な変わり者なので、そんな風にこの曲に共感を覚えたりします。


でも、思春期って、

普通のタイプの方でも、

そんな風に感じる時期でもあるのではないかしら?

違いを感じる度合いが大きいか、小さいかの違いであって、

思春期に荒れるタイプは、

この度合いが大きく、悩み苦しむのかもしれませんね。

でも、どうしたらいいのかわからない・・・?

そんな感じで、暴力などの行動に出るのかな?


プロコフィエフが、実際、荒れていたかどうかはわかりませんが、

とても優秀な人は、その「荒れる」という行為すら、

ばからしく思えてきて、それもしないような気もします。

だから、音に表現したのかもしれません。

とても冷え切っている心。

それを音にした・・・

そんな感じがするのですよ。

(これは、私独自の感じ方ですので、本当はどうかはわかりませんよ…)


ちなみに今の私。

4曲目の「 悪魔的暗示(Suggestion diabolique) 」が、

今の気分に、妙に、しっくりとくるのです。

聴いていると、心がだんだん高揚してくる感じ・・・

やってやるぞ、という気分になってくるのですよ。

( ああ・・・、今の精神状態、おかしいかも?)

今年もね、頑張ります・・・


もしよかったら、聴いてみてください。


↓ こちらは、4つの小品の全曲演奏で
   アンドレア・トロヴァートのピアノ演奏
A.Trovato plays Prokofiev Four pieces for piano Op 4

↓ こちらは、4曲目の「悪魔的暗示」
   プロコフィエフの自演で(CMつきです)
Prokofiev Plays Prokofiev Suggestion Diabolique (1935)

↓ こちらも、4曲目の「悪魔的暗示」
   シュールな絵画を観ながら聴くと、また、面白いです。(CMつき)
Sergei Prokofiev - "Obsession diabolique" (Satanic Apparition)op.4,No 4

↓ こちらも、4曲目の「悪魔的暗示」
   スヴャトスラフ・リヒテルの演奏で
Sviatoslav Richter plays Prokofiev: Suggestion Diabolique

↓ こちらも、4曲目の「悪魔的暗示」
   フレデリック・チュウの演奏で
S. Prokofiev : "Suggestion Diabolique" op. 4 no. 4 (Chiu)



↓ プロコフィエフ自演のMP3
  4曲目が「悪魔的暗示」です。

Prokofiev By Himself (Vol. 1)



↓ エチェリ・アンジャパリゼのMP3
  37~40曲目が「4つの小品」全曲になります。

Prokofiev: Ten Small Pieces / Sarcasms / Visions Fugitives



↓ フレデリック・チュウのMP3
   (ディスク4枚目の29曲目になります。)

Prokofiev: Complete Music for Solo Piano






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チャイコフスキー (ブログ紹介した曲)

 ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー 
      Pyotr Ilyich Tchaikovsky(1840~1893年)[露]

<交響曲>
 交響曲第6番 「悲愴」

<管弦楽曲>
 スラブ行進曲
 弦楽セレナード 第一楽章

<室内楽曲>
 『懐かしい土地の想い出』より 「瞑想曲」Op42-1
 『懐かしい土地の想い出』より「メロディー」 Op.42-3

<ヴァイオリンと管弦楽のための曲>
 憂鬱なセレナード Op.26

<歌曲>
 『6つの歌』より「ただあこがれを知るものだけが」
 ↓ こちらでは、
    チャイコフスキーの
    歌曲集『6つのロマンス』Op.16 より 第1曲 「子守歌」を
    こちらの記事の中で、紹介しています。
 マルク=アンドレ・アムランの「チャイコフスキーによる左手のための練習曲」

<バレエ音楽>
 『くるみ割り人形』より トレパック
 『くるみ割り人形』より 花のワルツ

<ピアノ曲>
 『四季』より 「秋の歌」(10月)
 『四季』より 「トロイカ」(11月)
 チャイコフスキーの 「トロイカ(Troika)」について、さらに考えてみました ...

 6つの小品( 6 Pieces ) より 夜想曲 Op.19 No.4
 6つの小品 (6 Morceaux)より 「感傷的なワルツ」 Op.51 No.6


* これまでこのブログで紹介してきたチャイコフスキーの曲をとりあげてみました。




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ブラームス (ブログ紹介した曲)

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