2013.10.20
「結婚披露宴」ピアノ演奏曲を選ぶには
こんばんは。
いつもご訪問してくださり、ありがとうございます。
たまに、結婚披露宴での曲探しに来られる方がいらっしゃいます。
ピアノ演奏で、ということらしいのですけど、
私はこれまで、結婚披露宴にこの曲がいい、
という話は書いておりません。
毎回、なぜ、検索されるのか、謎であります・・・(・_・;)
さて、最近、多いのが、この曲。
シューベルトの即興曲 Op.90-3
「シューベルト 即興曲90-3 披露宴で演奏」
なんて、キーワード。
この曲を披露宴で、弾くの・・・?
と、妙な感じがするのは、私だけでしょうか?
シューベルト晩年に作曲されたこの曲。
シューベルトが
自分の人生の終わりを感じた時期に作曲した曲。
果たして、結婚式披露宴にふさわしい曲であるのかどうか・・・?
もしよかったら、
以前この曲について書いた記事をお読みください。⇒こちら
気になって、このキーワードで調べてみたら、
披露宴で、
他の人が、曲のことを知らなければ(バレなければ)、
何を弾いてもいいなんて、書いていらっしゃる人もいるのです。
驚きですよ。
楽器を演奏するのに、
曲のこと、聴く人のことを
何も考えないで、演奏をする人が、
この世の中には、存在するのか?と、ショックでした。
そんな考えで、演奏しているのですか・・・?
だから、
ただ、音がなっているだけの演奏が、多いのですね。
私は、聴く人がいて、演奏というものがあるのだと思うのです。
それを意識して、演奏するものではないのかしら?
結婚披露宴。
この場で、弾くのは、非常に難しいです。
お祝いの場であるのですからね・・・
それにふさわしい曲であるのかどうか、
まず、普通は、考えるでしょう?
例えば、ショパンの別れの曲。
どんなに美しい曲であっても、それは、弾いてはまずいのではないか・・・
なんて、考えますよね?
( でも、それを弾く人がいるのですね。本当に驚きです。)
以前、私の友人の結婚披露宴で、
友人の親戚が、歌を習っているからと、
とあるオペラの曲を歌ったのですけど、
それは、悲恋の歌。
それを知っている、私の友人と顔を見合わせて、
う~ん、大丈夫~? (~_~;)
と、うなってしまったことがあります・・・
はっきりと「別れ」となっていなければ、いいのか?
ちょっと考えてしまいました。
たぶん、その方は、その曲だけを習っていて、
歌えるからと、それを披露しようと考えたのでしょう。
歌って、そんな感じで、音楽教室では教えていらっしゃるのでしょうね。
でも、
オペラの話を知って、その歌がどういう意味のものであるのかを
知っておくべきであったと、思うのです。
お話を知ることで、また、歌も変わってくるでしょう。
より、いい歌になると思うのです。
それを教えない先生も、どうなのかな・・・???
なんて、あの時は、思ってしまいました。
結婚披露宴では、やはり、よく考えて曲を選ぶべきだと思います。
では、
どんな曲がいいのでしょうね?
よく、「ショパンの幻想即興曲」や、
「リストの愛の夢」を弾かれる方が
いらっしゃいますけど、
一人の披露宴の聴衆として、感想を言うならば、
弾くべきではない・・・
なぜなら、
披露宴で、ピアノ演奏をするころには、
みなさん、お酒が入っていて、
誰も聴こうという姿勢ではないから。
おしゃべりに夢中になっていたり、飲んで、
力が抜けているような人を前に、
気合を入れて、弾いたとしても、
ほとんど聴いてくれる人はいませんし、
それどころか、
なんて長い曲だ、と感じて、
飽きて聴こうともしなくなってしまいます。
一人の聴衆として見ていて、気の毒だな~と思うのです。
誰も聴いていないのに、演奏するのってね。
ピアノのコンサート、発表会とは、雰囲気が違うのですよ。
5分もかかるような曲では、最初しか、聴いてくれません。
どんなに上手に弾いたとしても、聴いてくれるのは、
親しい人だけくらいです。
よほどの上手に聴かせることのできる能力のある人だけが、
最後まで、聴いてもらえる人でしょう。
ちょっとやそこら、弾ける程度、では、ダメなのですよ。
なるべく、長くない曲。
インパクトのある曲、華やかな曲。
強弱のメリハリのある曲のほうが、
聴いていて、ハッとさせられるので、いいかもしれません。
最初、弱くで始め、強くで終わる?
だんだんと盛り上がっていく曲は、いいですね。
私は、ポピュラー音楽のほうが、向いているのではないかな?と
思っています。
結婚式は、失敗してはいけないので、
( 緊張して失敗しがちです。 )
難しすぎない、楽に弾けるようなレベルの曲。
よく知られているというより、ほどほどに知られているような曲。
ああ、これ何だっけ? 聴いたことがあるわ・・・
と、思わせるような曲したほうが、
気になって、聴いてくれますし、
間違いもバレにくく、いいかもしれませんね。
結婚披露宴でのピアノ曲。
選び方の参考になったかは、わかりませんが、
聴く人がどう感じるのか、それを第一に考えてみるといいのではないかと
思います。
ご健闘をお祈りしています・・・
< 後記 2014.6.12 >
結婚式でピアノを弾く場合、
式でふさわしくないといえる曲だとしても、
主役の人との思い出の曲である場合は、
弾いてもいいと思います。
その場合、そのエピソードを入れて、
周りの人にわかるようにしてみるといいと思います。
いつもご訪問してくださり、ありがとうございます。
たまに、結婚披露宴での曲探しに来られる方がいらっしゃいます。
ピアノ演奏で、ということらしいのですけど、
私はこれまで、結婚披露宴にこの曲がいい、
という話は書いておりません。
毎回、なぜ、検索されるのか、謎であります・・・(・_・;)
さて、最近、多いのが、この曲。
シューベルトの即興曲 Op.90-3
「シューベルト 即興曲90-3 披露宴で演奏」
なんて、キーワード。
この曲を披露宴で、弾くの・・・?
と、妙な感じがするのは、私だけでしょうか?
シューベルト晩年に作曲されたこの曲。
シューベルトが
自分の人生の終わりを感じた時期に作曲した曲。
果たして、結婚式披露宴にふさわしい曲であるのかどうか・・・?
もしよかったら、
以前この曲について書いた記事をお読みください。⇒こちら
気になって、このキーワードで調べてみたら、
披露宴で、
他の人が、曲のことを知らなければ(バレなければ)、
何を弾いてもいいなんて、書いていらっしゃる人もいるのです。
驚きですよ。
楽器を演奏するのに、
曲のこと、聴く人のことを
何も考えないで、演奏をする人が、
この世の中には、存在するのか?と、ショックでした。
そんな考えで、演奏しているのですか・・・?
だから、
ただ、音がなっているだけの演奏が、多いのですね。
私は、聴く人がいて、演奏というものがあるのだと思うのです。
それを意識して、演奏するものではないのかしら?
結婚披露宴。
この場で、弾くのは、非常に難しいです。
お祝いの場であるのですからね・・・
それにふさわしい曲であるのかどうか、
まず、普通は、考えるでしょう?
例えば、ショパンの別れの曲。
どんなに美しい曲であっても、それは、弾いてはまずいのではないか・・・
なんて、考えますよね?
( でも、それを弾く人がいるのですね。本当に驚きです。)
以前、私の友人の結婚披露宴で、
友人の親戚が、歌を習っているからと、
とあるオペラの曲を歌ったのですけど、
それは、悲恋の歌。
それを知っている、私の友人と顔を見合わせて、
う~ん、大丈夫~? (~_~;)
と、うなってしまったことがあります・・・
はっきりと「別れ」となっていなければ、いいのか?
ちょっと考えてしまいました。
たぶん、その方は、その曲だけを習っていて、
歌えるからと、それを披露しようと考えたのでしょう。
歌って、そんな感じで、音楽教室では教えていらっしゃるのでしょうね。
でも、
オペラの話を知って、その歌がどういう意味のものであるのかを
知っておくべきであったと、思うのです。
お話を知ることで、また、歌も変わってくるでしょう。
より、いい歌になると思うのです。
それを教えない先生も、どうなのかな・・・???
なんて、あの時は、思ってしまいました。
結婚披露宴では、やはり、よく考えて曲を選ぶべきだと思います。
では、
どんな曲がいいのでしょうね?
よく、「ショパンの幻想即興曲」や、
「リストの愛の夢」を弾かれる方が
いらっしゃいますけど、
一人の披露宴の聴衆として、感想を言うならば、
弾くべきではない・・・
なぜなら、
披露宴で、ピアノ演奏をするころには、
みなさん、お酒が入っていて、
誰も聴こうという姿勢ではないから。
おしゃべりに夢中になっていたり、飲んで、
力が抜けているような人を前に、
気合を入れて、弾いたとしても、
ほとんど聴いてくれる人はいませんし、
それどころか、
なんて長い曲だ、と感じて、
飽きて聴こうともしなくなってしまいます。
一人の聴衆として見ていて、気の毒だな~と思うのです。
誰も聴いていないのに、演奏するのってね。
ピアノのコンサート、発表会とは、雰囲気が違うのですよ。
5分もかかるような曲では、最初しか、聴いてくれません。
どんなに上手に弾いたとしても、聴いてくれるのは、
親しい人だけくらいです。
よほどの上手に聴かせることのできる能力のある人だけが、
最後まで、聴いてもらえる人でしょう。
ちょっとやそこら、弾ける程度、では、ダメなのですよ。
なるべく、長くない曲。
インパクトのある曲、華やかな曲。
強弱のメリハリのある曲のほうが、
聴いていて、ハッとさせられるので、いいかもしれません。
最初、弱くで始め、強くで終わる?
だんだんと盛り上がっていく曲は、いいですね。
私は、ポピュラー音楽のほうが、向いているのではないかな?と
思っています。
結婚式は、失敗してはいけないので、
( 緊張して失敗しがちです。 )
難しすぎない、楽に弾けるようなレベルの曲。
よく知られているというより、ほどほどに知られているような曲。
ああ、これ何だっけ? 聴いたことがあるわ・・・
と、思わせるような曲したほうが、
気になって、聴いてくれますし、
間違いもバレにくく、いいかもしれませんね。
結婚披露宴でのピアノ曲。
選び方の参考になったかは、わかりませんが、
聴く人がどう感じるのか、それを第一に考えてみるといいのではないかと
思います。
ご健闘をお祈りしています・・・
< 後記 2014.6.12 >
結婚式でピアノを弾く場合、
式でふさわしくないといえる曲だとしても、
主役の人との思い出の曲である場合は、
弾いてもいいと思います。
その場合、そのエピソードを入れて、
周りの人にわかるようにしてみるといいと思います。
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