08
:
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
   


シベリウス 悲しきワルツ(Valse Triste)

こんばんは。

いつもご訪問してくださり、ありがとうございます。


以前取り上げようとし、長い間放置していた曲を取り上げてみます。


ジャン・シベリウス の 「悲しきワルツ (Valse Triste)」Op.44-1


『クオレマ』(Kuolema)という戯曲の

劇付随音楽として作られた曲の中の1曲で、

クオレマ(フィンランド語)は、「死」を意味します。


主人公の母が、病床にありながらも踊り出し、

死神が訪れ、死んで逝くまでを

音にしたもののようです。

が、

重々しい冷ややかな空気に包まれた中に

美しさを持つ

とても不思議な曲だなあと思う曲です。

テンポ、曲調の変化があり、

短い曲の中に色々なものが見えてくるようです。


私はワルツを習ったことがありますが、

ワルツを踊ることが日常生活に根付いていないこともあり、

死の間際に踊るという発想は持っていませんでした。

夢の中で踊りながら、この世を去っていくのであれば、

死に向かう恐怖を感じることもなく、幸せでしょうか?

その逆で・・・

近づく死を忘れたいが為に踊るのかもしれませんが・・・


「死の舞踏」という絵画がヨーロッパのあちこちにありますが、

(現物を見たことはありません)

死へ導く前に踊りがあるのは、ヨーロッパだから

であるのか、

ペストが流行っていた頃、

死に逝く者が狂ったように踊るということが

あったからであるのか?

知識がないので、よくわかりませんが。


その絵には、

メメント・モリ(memento Mori)というラテン語の

死を想え、という意味が込められているらしいです。


もしかしたら、この曲を通して、

シベリウスの死生観、

生きている私達に、限られた命を意識して生きることを

伝えているのかもしれません。

死は悲しい、だけものであれば、

これほど惹きつけることはなかったかと

思うのです。

暗いようで明るさも感じられることもあって、

いろんなことが走馬灯にように浮かんでは消えるような感じは、

死を前にする人が感じるものなのでしょうか?

その時が来た時に、

後悔のないように残りの人生を過ごせたらと

常に思います。

いつもいい日であるわけでもなく、

いつも悪い日であるわけでもなく、

いいとも悪いとも

なんとも言えない日々を送っていますが、

最期に振り返ってみて、、

ああ、よかったわ、

生き抜いたと思えたら、相当幸せであったと

思いますね。


多くの人はどこか心残りがあるかもしれません。

こうしておけばよかったと。

私の場合、わがままでいることも大切かなと

最近は本来の自分を大切にしたいと感じています。


後悔しないために。


この曲は最期に後悔しないように、と

常に死を意識して生きることを伝えているのかもしれません。


皆様は、この曲を聴いて、どう感じるでしょうか?

よかったら、聴いてみてください。


↓ ブレーメン・ドイツ室内フィルハーモニー管弦楽団 パーヴォ・ヤルディの指揮
Deutsche Kammerphilharmonie, Jean Sibelius: Valse Triste

↓ ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 カラヤン指揮の演奏で
Jean Sibelius: Valse Triste

↓ ジョセフ・トングのピアノ演奏で
Valse Triste (version for piano) Joseph Tong



シベリウス 「トゥオネラの白鳥」(Tuonelan joutsen)

こんにちは。


あまりすっきりとした気分ではなく、

目に見えるものが、ただ見えるだけ・・・

聴こえてくるものが、ただ聴こえるだけ・・・

何かをしようとも感じず、ただボ~ッとするだけ・・・

そんな状態になると、

現実的な音楽は、ただ音が流れてくるだけで、心に響いてこない。

でも、

今までに、

見たこともない、

聴いたこともない、

現実的ではない不思議な感じのするところへ行ったのであれば、

たとえ無意識の状態であろうとも、何かを感じとるのかもしれない。



シベリウス の 交響詩 『 4つの伝説曲(レンミンカイネン組曲)』 より

              「トゥオネラの白鳥」(Tuonelan joutsen)」op.22-2




この曲は、そんな何かを感じとることができる曲。

神秘的な雰囲気に包まれた場所へといざなってくれる。


正直、あまり行きたいという場所ではないですけどね・・・

今、この曲を紹介する気になるとは、思いもしなかったです。

この曲も選んでから、記事にするまで1年もたってますね・・・


そこで、何かがあったとしても、

何があったのか?

それを現実として実感することもなく、

誰もそれに気づくこともなく、

いつもと同じように時は流れ、まるで、何もなかったかのような感じ。

そこで、どんなに悲しい出来事があったとしてもね・・・


何があったかを知るものにとっては、

何もなかったとされてしまうことは、とてもつらい。

悲しみを誰かに訴えるわけでもなく、

悲しみを心の底にひそませることになるのですから。

それを抱えて生きていくのはね・・・

言いたいと思っても、言えない。

誰だって、重苦しい話は好んで聞きたいとは思いませんから。

それがわかるから、言えない。

何もなかったかのようにする。

ただ、自分だけが知っていたらいい・・・なんて思ってね。


そんな風に、

何事もなかったように、いつもと同じようであること、

それは、

かえって、悲しみを増してくれる・・・

この曲は、そんな感じがしてくるのです。


とても静かで、冷やかな空気。

これだけが、何かを感じさせてくれる。

ここで、何かがあったのだよ・・・と。

言葉ではなく、音で、何かを感じさせる。

この曲は、

主人公のレンミンカイネンが死んだあとの、

静まりかえったトゥオネラ川を泳ぐ白鳥のイメージを

描いているそうなのですが、

悲しみをその場の情景で、しかも、その情景が、

いつもと変わりない、という形で表現するのって、

すごいかもしれない・・・



もしよかったら、聴いてみてください。


↓ ユージン・オーマンディ指揮、
   フィラデルフィア管弦楽団の演奏で(CMつき)
トゥオネラの白鳥  シベリウス

↓ ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、
   ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で
Jean Sibelius - The Swan of Tuonela, Op. 22 No. 2


↓ ジョン・バルビローリの指揮、
   ハレ管弦楽団のCD

シベリウス:交響曲第2番 トゥオネラの白鳥



↓ ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、
   ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のMP3

Sibelius: Finlandia; Valse triste; Tapiola; The Swan of Tuonela






シベリウス アンダンテ・フェスティーヴォ

おはようございます。

今日は、背筋をシャキッとさせて、

じっと耳をすまして聴いてみたくなる曲を紹介しますね。


シベリウス の アンダンテ・フェスティーヴォ(Andante Festivo)JS34


最後まで聴いていると、

心が浄化されていくようで、晴れやかな感じがしてきて、とてもいい。

神さまが近くにいらっしゃるところで立っているかのような感覚になります。

何か問われるような感じはなく、そばで見守ってくださっているような、

ありがたい感じ・・・

この曲は、何も考えず、静かに聴く・・・

これが一番かな?


この曲を

卒業式や門出を祝うときに使ったら、いいのではないかしら?

なんて、思います。

厳かですものね・・・

新しく一歩を踏み出すとき、

神様が影で見守って応援してくださるような、そんな感じがしてくる・・・

気持ちが引き締まってくるので、いいと思います。


もしよかったら、聴いてみてください。


↓ マリス・ヤンソンス指揮、
   オスロ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で(CMつきです)
Sibelius: Andante festivo .

↓ こちらは、シベリウスの指揮の演奏(1分23秒ごろから)
Jean Sibelius conducts Andante Festivo for String Orchestra, 1939 New Year's Eve Radio Broadcast .


↓ シベリウスの指揮の
  アンダンテ・フェスティーヴォ(Andante Festivo)が収録されています。

Orchestral Favorites With Photo Album



↓ こちらは、シベリウス指揮のMP3

Sibelius Conducts Sibelius: Andante Festivo






シベリウス カプリスOp.24-3 

こんばんは。

みなさんは、この3連休をいかがお過ごしでしょうか?


私は、現実から離れたい思いで、

ウォーキングで気晴らしをし、

その後、ひたすら無心でピアノを弾いていました。

久しぶりにピアノをしっかりと弾いたと思います。

子どもが発表会で弾く曲を選んでおいてくださいとピアノの先生に言われ、

何がいいかなあ~と考え、いろいろと弾いていました。

なかなか難しいですね・・・

好きな作曲家の曲は、弾きこなせそうもないし、

これは、どう?なんて言おうものなら、絶対に弾かないでしょう。

まあ、いろいろと弾いていて、

気に入ったというものがあれば、それを弾くといいのでしょうか?

今日、紹介するのは・・・


シベリウス の 

    『10の小品(10 Pieces)』 より 

      第3曲 カプリス(Caprice) Op.24-3 



シベリウスの「樅の木」はいいかも・・・、

なんて言っていましたので、

今日は、シベリウスの曲を紹介しますね。


私は、この曲を弾いたことがないのですけど、

耳で聴く限り、そう簡単に弾けるような曲ではない・・・と

感じますね。


このシベリウスの世界、

「樅の木」でも、

指が動いたからといって、簡単に表現できるものではない、

私はそう感じています。

その場の空気がガラッと変える演奏・・・

下手に弾くと音がごちゃごちゃになってうるさく聞こえがち。

この曲もたぶん同じようになりがちではないかしら?


シベリウスの音楽は、

一度聴くとその世界に魅了されてしまう、

そんなものがあるような気がします。

彼がフィンランドの国をとても愛していたのではないかな?

と感じてくる何かがあります。

それが、大きく違って聴こえる要因なのでしょうか?

フィンランドの国って?

とっても素敵な国なのではないかしら?

そんな印象をなぜかシベリウスの曲からは感じます。

国のイメージ、

景色などがふっと目に浮かぶかのように感じられる曲。

とても空気の透き通った広い、広い世界がね・・・


この曲は、カプリス・・・ きまぐれ?


そうだとしても、

なんとなく音が壮大な世界を創り上げていて、

惹きつけられますよ。

この曲をさら~っと弾いてみたいなあ~ってね。

できたら、嬉しいですね。(*^_^*)


もしよかったら、聴いてみてください。

↓ こちらの舘野泉さんの演奏は、削除され、
   見られなくなってしまいました。
   大変、申し訳ございません。
 
.舘野泉 Izumi Tateno, シベリウス Sibelius / キャプリス Caprice .

↓ Lovorka Nemeš Dular の演奏で
Sibelius Caprice op. 24/3.mp4


↓ 舘野泉のCD

フィンランド名曲コレクション



↓ エリック・タヴァッシェルナのMP3

10 Pieces, Op. 24: III. Caprice



↓ マリタ・ヴィータサロのCD

北の詩情~シベリウス:珠玉のピアノ小品集



* こちらの楽譜は、 こちら になります。



Web page translation

プロフィール

はじめまして、リーです。(^_^)

一応、音楽ブログです・・・

曲は主にクラシック音楽を
取り上げて書いています。

このブログは専門的な
解説や評論ではありません。
感想を書いています。

最新記事一覧から、または、
トップページからお好きな記事を
選んでお読みください。

時々、思ったことを書いています。よかったら、最新記事一覧から選んで読んでみてください。カテゴリは「雑記」になります。


~無料の楽譜をお探しの方へ~

 ↓ こちらの記事を
   お読みください。
「無料の楽譜をお探しの方へ」


りー

Author:りー

いつもご訪問ありがとうございます。       

最新記事

カテゴリ

フリーエリア

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク

月別アーカイブ

アクセスカウンター

まいにちフレーズ



RSSリンクの表示