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ラヴェル 水の戯れ(Jeux d'eau)

こんばんは。

突然、思い立ったので、書いています。


モーリス・ラヴェル の 水の戯れ(Jeux d'eau)


先日あるテレビを観ていて、

この曲を取り上げてみることにしました。

どうも、涼しくなるクラシック・・・らしいです。

夏向きですか?

中学生のころに初めて聴いて、

いいなあ~と思い、楽譜を即購入した曲です。

でも、未だよくわからず。

時々、すんなりと理解したり、

すぐに光景が目に浮かぶ人って、

羨ましく思います。


ヴェルサイユ宮殿の噴水 - ラトナの噴水。


ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、

私はその噴水の見方を知りませんでした・・・

そもそも、噴水の彫刻を見て、

何を意味しているのかなんて、考えもしません。

噴き出される水の動きに

目を奪われてしまいますから。


この曲の楽譜には、

Dieu fluvial riant de l’eau qui le chatouille
                Henri de Régnier

と書かれています。

どうも、

フランスの詩人アンリ・ド・レニエの

Fête d’eau(水祭り) という詩の4行目に

あたる一文のようです。 ↓


   Fête d’eau

  Le dauphin, le triton et l’obèse grenouille
  Diamantant d’écume et d’or Latone nue,
  Divinité marine au dos de la tortue,
  Dieu fluvial riant de l’eau qui le chatouille ;

  La vasque qui retombe ou la gerbe qui mouille,
  La nappe qui décroît, se gonfle ou diminue,
  Et la poussière humide irisant la statue
  Dont s’emperle la mousse ou s’avive la rouille ;

  Toute la fête d’eau, de cristal et de joie
  Qui s’entrecroise, rit, s’éparpille et poudroie,
  Dans le parc enchanté s’est tue avec le soir ;

  Et parmi le silence on voit jaillir, auprès
  Du tranquille bassin redevenu miroir,
  La fontaine de l’if et le jet du cyprès.


という詩です。

( この詩を訳すことはしません・・・ )


この詩に、

ヴェルサイユ宮殿のレニエの噴水を想像させるものが

ありますから、

ラヴェルの曲とヴェルサイユ宮殿のレニエの噴水は、

関係あるのかもしれませんね。


今の時代は節水もあって、

絶え間なく噴き出てはいないかもしれませんが、

私の子どものころの記憶によると、

噴水って、

いつ始まり、いつ終わるのか、まったくわからないもので、

しばらく、見とれていました。

終わりかな?と思っても、

また、突然、噴き出して、驚いたものです。

この曲の最後が、

どうして、こういう終わりなのかな?と不思議に

思っていましたが、

そういう私の持つ、過去の噴水のイメージが、

この曲にはあるのかもしれないと思いました。

一度、フランスのヴェルサイユ宮殿に行って、

この曲を聴きながら、噴水を眺めてみたいものです。

そうしたら、よりこの曲に近づけるでしょうか?

そういう日が来たら、いいですね~。


よかったら、聴いてみてください。


↓ マルタ・アルゲリッチの演奏で
Martha Argerich,Ravel Jeux d'eau

↓ サンソン・フランソワの演奏で
Maurice Ravel - Jeux d'eau - Samson François

↓ ジョルジュ・シフラの演奏で
Cziffra - Ravel - Jeux d'eau

↓ ヴァルター・ギーゼキングの演奏で
Maurice Ravel - Jeux d'eau - Walter Gieseking

↓ スヴャトスラフ・リヒテルの演奏で
Sviatoslav Richter - Ravel - Jeux d'eau

↓ ジャン=イヴ・ティボーデの演奏で
Ravel - Jeux d'eau, Sheet Music + Audio

↓ イヴォンヌ・ルフェビュールの演奏で
Yvonne Lefébure plays Ravel Jeux d'eau

↓ パスカル・ロジェの演奏で
Ravel: Jeux d'eau (Pascal Roge, piano)

↓ アルフレッド・コルトーの演奏で
Ravel Jeux d'eau Cortot Rec 1920

↓ クラウディオ・アラウの演奏で
Claudio Arrau - 1954 - Ravel Jeux d Eau

↓ エリー・ロベール・シュミッツの演奏で
Robert Schmitz: Ravel Jeux d'eau


↓ マルタ・アルゲリッチのMP3

Ravel: Jeux d'eau, M.30






ラヴェル 「亡き王女のためのパヴァーヌ」 ピアノ版 その2

こんばんは。

以前紹介した曲であるものの、

内容を書き直したいとずっと思っていたので、

今回、再度、書いてみます。



モールス・ラヴェル の 

    「亡き王女のためのパヴァーヌ(Pavane pour une infante défunte)」



中学生のとき、

この曲のオーケストラ版を初めて聴きました。

鳥肌がたつような感覚に陥ったほど、

すごい曲だ~と感じました。

出だしのホルンのとても柔らかな美しい音色から、

惹きつけられ、その世界に入り込んでしまいます。


正直、この曲、難しいと思います。

ピアノでは、どう演奏したら、いいのか?と・・・

最初に、管弦楽の演奏を聴いてしまったもので、

長年、そちらを聴いた印象で、とらえてました。

管弦楽のほうが、インパクトが強いでしょうか・・・?


それで、

心が元気なとき(明るい気分のとき)、

にぎやかな時を過ごしたときには、

弾いたことがなかったです。

ずっと一人でいるときであったり、

何か悲しいことがあったときであったり、

とても空気がしんとしているときであったり・・・

現実と少し離れたような位置に立っているような感覚のとき、

どう弾くかを、頭で考えることなく、

すうっとこの曲の世界に入り込むような感覚になって、

最後まで、弾く。

たいてい、そんな感じで、弾いていました・・・


ところが、

作曲家のラヴェル自身の演奏を聴いてみて、驚き・・・


ラヴェルの演奏は、非常にあっさりとしているのです。

自分自身がその場にいるというより、

とても遠い距離があるような音に感じます。

主観的に、悲しいといったような感情がないと

いったらいいでしょうか?


多くのピアニストは、

ゆったりとしたテンポで弾き、

感傷的で、涙をさそうような感じで、

聴き終わった後に、強く印象に残る演奏をしているのに、

ラヴェルの演奏は、音が引きずらない。

この曲は、そういう曲だったのかと、驚いてます。

先ほど書いたような、

私のイメージではなかったのですね・・・

客観的な音。

しかも、とても遠く、時間がたった音。


作曲家の自演ものは、

本来、どういうものなのかということを知るには、いいですね。

のちの演奏家の作り上げた世界。

これはまた、聴くものを惹きつける魅力的なものでありますが、

作曲家の意図した音の世界を忠実に演奏するというのは

大事ではないか?とよく思います。


ラヴェルは、ペダルをあまり使わない演奏をしています。

楽譜を見ても、確かに、あまり書かれていませんよね・・・

私は、これまで、

ペダルをまったく使わないで練習し、

指が動くようになってから、

楽譜通りにペダルを入れるというやり方で、

ずっとやっていてました。

最初のピアノの先生は、

そういうやり方で

ペダルを使いすぎない指導をしてくださっていました。

そのやり方のほうが、

ペダルを間違って使ったり、

ふんだんに使うことがないように、感じます。

楽譜通りに、正確に弾くには、

暗譜のできていない段階で、ペダルを使うと、

間違えやすくなり、

その間違ったくせがついてしまいがちなのではないかと

思うのです。


でも、

大人になってから指導していただいた何人かの先生には、

まだ暗譜ができていない段階で、

ペダルを入れて・・・

とよく言われました。

暗譜ができていない段階で、

ペダルを入れてしまうと、

間違えて、踏んでしまうこともあり、

とても戸惑いました・・・


日本人は、

ペダルを使い過ぎている傾向にありますか・・・?

どんな曲に対しても。

素人ほど、そういう感じがします。

ピアノの発表会で、

ここまで踏みっぱなしで演奏しなくても・・・

と思うことが、しばしばあります。

せっかくの演奏が、

音の濁りで、美しく聴こえなくなってしまいます。

残念ですね・・・


ドビュッシーにしても、このラヴェルにしても、

ペダルを使い過ぎないよう気をつけるべきではないかと

いう気がします・・・


もしよかったら、聴き比べをしてみてください。


<ピアノ版>

↓ こちらは、ラヴェルの自演で
Ravel "Pavane pour une infante défunte" 1922 piano roll

↓ サンソン・フランソワの演奏で(CMつきです。)
Maurice Ravel - Pavane pour une infante défunte - Samson François

↓ スヴャトスラフ・リヒテルの演奏で(CMつきです。)
Sviatoslav Richter plays Ravel "Pavane"

↓ ジャン=フィリップ・コラールの演奏で
Collard plays Ravel - Pavane pour une infante défunte

↓ ヴァルター・ギーゼキングの演奏で(CMつきです。)
Maurice Ravel - Pavane pour une infante défunte - Walter Gieseking

↓ ウラディーミル・アシュケナージの演奏で
Ravel / Pavane pour une infante défunte (Ashkenazy)

↓ ヴラド・ペルルミュテルの演奏で
   前半の最初から、5分11秒ごろまで
   後半は、古風なメヌエットになります。
Ravel - Vlado Perlemuter - Pavane pour une infante défunte & menuet antique 1955


↓ こちらは、ラベルの自演のMP3
    (12曲目になります。)

Ravel: The Composer As Pianist and Conductor (1913-1930)



↓ ヴラド・ペルルミュテルのCD、MP3
   (ディスク1枚目の7番目になります。)

Ravel Piano Works



↓ モニク・アースのCD

ラヴェル:ピアノ作品全集



↓ サンソン・フランソワのCD

ラヴェル:ピアノ名曲集 2






ラヴェル 古風なメヌエット(Menuet antique)

おはようございます。

今日、紹介するのは、聴いて懐かしいと感じた曲です。


ラヴェル の 古風なメヌエット(Menuet antique)


この楽譜を買ったのは、中学生になったころだったか・・・

楽譜を見ながら弾いてみて、何?と不思議な曲に感じたのです。

いい!でもなく、嫌い!でもなく、これは何?という感じ。

どう弾いていいのか、まったくイメージがわかないという

不思議な感覚になったのです。

それまでの曲と何かが違うと感じたのでしょうね。

古いようで、新しいような妙なもの。

頭で理解しようにも、感覚で弾いてみようにも、

それ以前に弾いてきた曲とは何かが違う!

と感じながら、弾くことになるのです。


それが今、大人になって、

ロマンティックで洗練された音に聴こえるのですから、

不思議ですね。 

今は、とても魅力的な音楽に聴こえます。

私も成長したのでしょうか?

曲も年齢によって、感じ方・受け止め方は違ってくるのですね。


昨日紹介した「ドビュッシーのレントより遅く」と同じで、

成長していろいろなことを経験をして、

感じ方・受け止め方は変わってくるのかもしれませんね。


もしよかったら、聴いてみてください。

↓モニク・アースの演奏で
 * この動画は入れ替えをしました。( 2015.7.2 )
7分10秒ごろから13分35秒ごろまで
Ravel - Monique Haas (1968) - Pianoworks


↓ サンソン・フランソワのピアノ演奏で
Maurice Ravel - Menuet antique - Samson François

↓ ヴラド・ペルルミュテールのピアノ演奏で
   5分18秒頃から11分24分ごろまで「古風なメヌエット」
   * この動画は入れ替えました ( 2015.7.2 )
Ravel - Valdo Perlemuter (1955) Pavane, Menuet antique, Jeux d'eau, Prélude, Menuet...


↓ クラウディオ・アバド指揮、
   ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で
Ravel: Menuet antique: Maestoso (Abbado, London Symphony Orchestra)



↓ こちらは、モニク・アースのMP3

Menuet Antique



↓ 小澤征司さんの指揮、
   ボストン交響楽団の演奏のMP3

Ravel: Menuet antique - for Orchestra



↓ サンソン・フランソワのMP3

Menuet antique



↓ ヴラド・ペルルミュテールのCD,MP3
   MP3は、ディスク2枚目の14曲目になります。

Ravel Piano Works






ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ

昨日、ちょっとだけ…ね、しんみりとしてしまったかな?


最初は、ラフマニノフのヴォカリーズを聴いていたのですけど、

なんとな~く誘われたような気がしてふと見たら、この曲。

もしかしたら、この音に誘われたのかもしれない・・・

なぜでしょうね?



ラヴェル の 亡き王女のためのパヴァーヌ



なんか、今の気持ちを表すにはちょうどいい。

とても静かで、しんみりとしていてね・・・

何も言葉はいらない。

もしよかったら聴いてみて、そんな心境を感じ取ってみてください。

辻井伸行くんの演奏が、ぴったりかも・・・


↓ 聴いてみてください。(CMつきです)

ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ

↓ 小澤征爾さん指揮のオーケストラ演奏で
S. Ozawa Conucts Pavane pour une Infante Defunte (Ravel)


↓ 辻井伸行くんのCD

debut




* この曲について、書き直しましたので、

  ↓ よかったら、そちらを、読んでみてください。

「亡き王女のためのパヴァーヌ」 ピアノ版 その2


~~~~ 過去の関連記事 ~~~~

 ラフマニノフ 「ヴォカリーズ」 



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