05
:
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
   


メンデルスゾーン 「アルバムの綴り(Albumblatt)」  Op.117

こんにちは。

今朝はとても涼しく、肌寒く感じるほどでした。

もう、秋なんだなあ~と、しみじみと思いました。

今日は、

秋に聴くといいかなと思える曲を取り上げてみます。


フェリックス・メンデルスゾーン の

    アルバムの綴り  Albumblatt (Lied ohne Worte、Feuillet d'album) Op.117



さら~っと流れていく音。

愛をテーマにしたドラマ(映画)を、

最初から最後まで見通すと、

泣けてくる結末に終わってしまうようなものを、

想像させてくれるこの曲。

いろいろとあって、最後はお別れなのね?

といった感じでしょうか?

秋が別れの季節・・・ だとは、言いませんけど、

少し、ひんやりとした空気が、

そんな雰囲気を持っているように感じてしまいます。


この曲は、

出版されたのが、メンデルスゾーンの死後だそうです。

作曲された1837年に、

メンデルスゾーンは結婚したということです。

もしかしたら、本当に、

別れというもの(両想いか片想いかはわかりませんが)

があって、

そういう気持ちを音にしてみた?

なんて、

考えてしまいましたよ・・・


そういう思いがあるからこそ、

生きている間に、出版しなかったとか?


決別するために、

思いを断ち切るために、

曲を作った。

でも、

その思いは、誰かに言えるものではなく、

内に秘めていたものであって、

隠さないといけなかったとか?

 ( な~んてね。考え過ぎかしら? 


この曲は、

無言歌となっていますけど、

言葉のいらない曲・・・

誰も、この曲について、語る必要はない、

そういうメッセージも込めているような気もします。


もしよかったら、聴いてみてください。


↓ ダニエル・バレンボイムのピアノ演奏で(楽譜映像つき)
Mendelssohn, Albumblatt in E minor, op. 117 (1837)



↓ ダニエル・バレンボイムのMP3

Mendelssohn: Albumblatt (Lied ohne Worte) In E Minor, Op.117 - Allegro






メンデルスゾーン 「 夏の名残のばら 」 による幻想曲 Op.15

こんにちは。

今日も、

「庭の千草(The Last Rose of Summer)」のメロディーを元に

作られた曲を紹介します。


フェリックス・メンデルスゾーン の

     「夏の名残のばら」による幻想曲 Op.15



ピアノによる曲です。

このメロディーの曲紹介は、今日で6つ目になりますが、

いろいろと紹介してきた曲の中で、

このメンデルスゾーンの曲の雰囲気が、

トーマス・ムーアの歌詞に、

一番合っているかもしれないと、私は、思っています。


とても美しい曲の中に、

残された人の寂しさ、しんみりとした悲しさ、

強い想い、

それらが、感じられます。


こんな感じかな・・・?


最初は、静かに始まり、幻想的な雰囲気の中、

「The Last Rose of Summer」のメロディーが流れます。

誰かをやさしく慰めるかのような感じで

そっと歌うように。


ああ、あの人の歌だ・・・

懐かしい・・・


だんだんとピアノの音が動きが激しくなっていきます・・・

その歌を聴いた人の気持ちが高ぶって、

動揺して、かなり乱れたかのような感じになります。

何度も歌の主を追い求めようとする。


どこだ? あなたは、どこにいるのだ?と。


でも、どんなに探し回っても、


歌っていたあの人はいない・・・


やがて、落ち着きを取り戻し、

幻想的な雰囲気の中、

しんみりと一人でいることの寂しさを感じるようになる。


いまさら、

あの人に何を言っても、仕方がないことだと思う。

そう、仕方がないことなのだ・・・


そんなとき、

また、どこからか、歌が聴こえてくる・・・

あのやさしい歌声が。


ああ、あの人はどこかにいるのだ。

きっと、どこかにいる。


でも、

どんなに探しても、いない。


私は、そばにいくことができないのだ。

まだ、今は、許されないのだ・・・


そう悟る。


最後は、現状を受け入れる。

そして、


いつかあなたの元へ行くよと、

その日が来るまで待っていて・・・


と、なるのかな?

一人、寂しくね・・・


・・・そんな感じがしてくる曲。
 
  ( これは、私のイメージなので、

    他の方々の解釈とは違うと思いますが・・・


聴いた後に、余韻が残るこの曲。

よかったら、聴いてみてください。


↓ ミコラ・スークのピアノ演奏で
Mykola Suk plays F. Mendelssohn "The Last Rose of Summer" Op.15

↓ 田部京子さんのピアノ演奏で
メンデルスゾーン/「夏の名残りのばら」による幻想曲


↓ 田部京子さんのCD

田部京子プレイズ・メンデルスゾーン



↓ ベンジャミン・フリスのMP3
 (4曲目で、アルバムになります。)

Mendelssohn: Sonata In G Minor / Fantasia, Op. 15 / Variations, Op. 83



↓ エスター・ブジャージョのMP3

Fantasy on “The Last Rose Of Summer,” Op. 15






メンデルスゾーン 無言歌集 第1巻 より 「甘い思い出」

こんにちは。

今の時期に聴くとちょうどよいかな?と感じたので、

紹介してみますね。


フェリックス・メンデルスゾーン の 

  無言歌集 より 第1巻 作品19の1 「甘い思い出」



無言歌集の一番最初の曲。

強い印象が残るわけではないけれど、

さらっと音がやさしく流れていく感じが

とても心地よく感じます。

春の暖かな陽ざしを感じるこの時期に聴くといいかな?


私は若いころ、

今の時期、

これからいろいろなことに対して期待を感じながらも、

どこか少し不安にもなりました。

これまでよりも、もっとよくなっていく、

いい方向へと進んでいく、

と考え、

とてもワクワクしているものの、

初めての環境、

初めて出会う人とおつき合いの始まり、

これから先、うまくやっていけるのだろうかと

なぜか心配にもなりました。


その不安は重いものではなく、

とてもとても軽いもので、

心配するようなことではないのですけどね、

なぜかそんな気持ちが少しだけしてきたのです。


この曲が、

そんな春の時期に妙に合うような気がすると思うのは、

私だけでしょうか・・・?


桜の花が散って、葉がたくさんになってきたころ。

心地よい、やわらかで爽やかな風が吹き、

お日さまの光が、

湖とか川とか池とかの水面を

キラキラッと輝かせるようになるこの時期。

その水面に、花びらが浮かんでいる・・・

そんな光景を目にし、

ああ、花は終わってしまったのだ・・・と感じるとともに、

なんとなく、

過ぎ去った過去、

人生の区切れで別れてしまった人たちを、

ふと懐かしく思い出す。

新しくスタートした生活の中にいる現実から、

少しだけ、過去へ戻って・・・


今の私が聴くと、そんなイメージでしょうか?


「甘い思い出」とタイトルにありますが、

これは、メンデルスゾーンがつけたものではありません。

でも、

多くの人は、甘い思い出を想像することでしょう・・・

いいタイトルだと思います。


過去を振りかえったように感じるところもありますし、

何かをつかもうとして、つかもうとして、

ああ、それができなかった・・・

というような感じがしてくるところがあります。

甘い思い出でありながら、

ほんの少しだけ、後悔もあるのでしょうか?


10~20代前半のころは、

これから新しくいろんなことを頑張ろうと

している時期です。

新しくスタートをする時期は、

とても忙しく、慌ただしくなります。

夢中でやっていればやっている人ほど、大変です。

そんなとき、ふ~っと一息をついてみると、、

こんな風に、ふと、過去を思い出してしまう。

それが、この曲の「甘い思い出」なのでしょうか?

もちろん、これは、私のイメージです。

あまり感傷的でもなく、さらっと流れる感じから、

私には、恋のイメージはしてこないのですけど、

みなさんは、

もっともっと甘い思い出を感じるのでしょうか?


よかったら、聴いてみてください。


↓ ダニエル・バレンボイムの演奏で(CMつきです)
Barenboim plays Mendelssohn Songs Without Words Op.19 No.1 in E Major

↓ ヴァルター・ギーゼキングの演奏で(ゆったりとした演奏)
Walter Gieseking plays Mendelssohn Song Without Words Op. 19 No. 1

↓ アルフレッド・コルトーの演奏で
Alfred Cortot plays Mendelssohn Song Without Words in E major Op. 19 No. 1

↓ アニー・ダルコの演奏で
Annie d'Arco - Mendelssohn: Lieder ohne Worte: No.1 in E Major

↓ アルベール・フェルベールの演奏で
Albert Ferber plays Mendelssohn Lieder ohne Worte - Op. 19 No. 1

↓ 田部京子さんの演奏で(CMつきです。)
メンデルスゾーン 無言歌 作品19の1 「甘い思い出」


↓ シフ・アンドラーシュのCD

春の歌/メンデルスゾーン:無言歌集



↓ ダニエル・バレンボイムのCD,MP3
  (MP3は、ディスク1枚目の1曲目になります。)

Songs Without Words



↓ ヴァルター・ギーゼキングのMP3

Songs Without Words: No.1 in E Major, Op.19 No.1






メンデルスゾーン 無言歌集 第2巻より Op.30-1 瞑想

おはようございます。

この連休をいかがお過ごしでしょうか?

今日は、どうしようか、やめておこうかな・・・と悩みながらも、

曲紹介をしてみることにしました。


メンデルスゾーン の 無言歌集 第2巻より 1曲目 「瞑想」


この曲名の「瞑想」という標題は、

メンデルスゾーン自身がつけたものではありません。

私も瞑想と言われると、なぜかピンときません。


大切に想っていた人との思い出を懐かしみながら、

振り返っているかのように感じます。

とても甘く、美しく、

やさしいようで、時に、強い想いが感じられる音・・・

ちょっと切なく感じるところもあり、

今はそばにはいない、大切な人を今も心に思い続けているのかな?

という感じがしてくるのです。

ちょっとだけ、その人との再会を期待しながら・・・

いつかまた会える日を楽しみに・・・

この曲には、重い悲愴感はなくて、

もしかしたら・・・と、

ちょっとだけ期待できるような気がするのです。

今は離れていても、またいつか・・・という期待がね。

別れた相手ではなく、

一時的に離れている相手を想っているのでしょうか?


みなさんは、どんな印象を受けるでしょうね?

もしよかったら、聴いてみてください。

↓ フランク・ファン・ド・ヴァールのピアノ
.Mendelssohn - Lieder ohne Worte op. 30 nº 1 .

メンデルスゾーン:ピアノ曲集



~~~ 関連記事 ~~~

・ メンデルスゾーン の 無言歌集 第1巻より Op.19 No.3 「狩りの歌」
・ メンデルスゾーン の 無言歌集 第2巻より Op.30 No.6 「ベニスの舟歌」
・ メンデルスゾーン の 無言歌集 第5巻より Op.62 No.6 「春の歌」



Web page translation

プロフィール

はじめまして、リーです。(^_^)

一応、音楽ブログです・・・

曲は主にクラシック音楽を
取り上げて書いています。

このブログは専門的な
解説や評論ではありません。
感想を書いています。

最新記事一覧から、または、
トップページからお好きな記事を
選んでお読みください。

時々、思ったことを書いています。よかったら、最新記事一覧から選んで読んでみてください。カテゴリは「雑記」になります。


~無料の楽譜をお探しの方へ~

 ↓ こちらの記事を
   お読みください。
「無料の楽譜をお探しの方へ」


りー

Author:りー

いつもご訪問ありがとうございます。       

最新記事

カテゴリ

フリーエリア

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク

月別アーカイブ

アクセスカウンター

まいにちフレーズ



RSSリンクの表示